日本の文学賞

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吉田 秀和

よしだ ひでかず

Yoshida Hidekazu

プロフィール

性別
男性
生誕
1913-09-23 (東京市日本橋区新和泉町(現:東京都中央区日本橋人形町))
死没
2012-05-22 (神奈川県鎌倉市) 98歳
国籍
日本
言語
日本語, ドイツ語, フランス語, 英語
居住地歴
東京市日本橋区(現:東京都中央区日本橋人形町) → 北海道小樽市 → 西ベルリン(1967-1968年滞在) → 神奈川県鎌倉市

経歴

職業
音楽評論家, 随筆家, 訳者, 編集者, ラジオ解説者
活動期間
1946年〜2012年
所属
水戸芸術館(館長), 二十世紀音楽研究所(所長), 朝日新聞(寄稿), NHK-FM(解説)
影響を受けた人物
小林秀雄, 伊藤整, 中原中也
影響を与えた人物
小澤征爾, 中村紘子, 堤剛

学歴

東京帝国大学(現:東京大学)
文学部 / フランス文学科
学位: 学士
卒業年: 1936
国: 日本
1936年卒業

受賞歴

大佛次郎賞
1975
対象作品: 吉田秀和全集(第1期)
結果: 受賞
紫綬褒章
1982
主催: 日本政府
結果: 受章
勲三等瑞宝章
1988
主催: 日本政府
結果: 叙勲
NHK放送文化賞
1988
主催: NHK
結果: 受賞
朝日賞
1990
主催: 朝日新聞社
結果: 受賞
神奈川文化賞
1990
主催: 神奈川県
結果: 受賞
読売文学賞
1993
対象作品: マネの肖像
部門: 評論
主催: 読売新聞社
結果: 受賞
文化功労者
1996
主催: 文化庁
結果: 認定
水戸市文化栄誉賞
2004
主催: 水戸市
結果: 受賞
文化勲章
2006
主催: 日本政府
結果: 受章
鎌倉市名誉市民
2007
主催: 鎌倉市
結果: 授与
水戸市名誉市民
2007
主催: 水戸市
結果: 授与
従三位
2012
主催: 日本政府
結果: 追贈

受賞・候補エディション

大佛次郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: 吉田秀和全集

    『吉田秀和全集』は、音楽評論を中心に美術、文学、文化へ広がる吉田秀和の仕事を集めた著作集。批評を専門的知識の提示にとどめず、芸術を聴き、見て、考えるための文章として成立させている。

    音楽批評を文学の水準へ高めた批評家の仕事を集成する。

    617ページ
    音楽評論芸術批評全集大佛次郎賞

作品

代表作

吉田秀和全集

1975年 全集/評論集

1975年より段階的に刊行された全集。音楽評論、随筆、翻訳、演奏評などを収め、日本の音楽評論史に重要な位置を占める。

音楽評論随筆翻訳

マネの肖像

1992年 美術評論 / 随筆

エドゥアール・マネや印象派をめぐる考察を含む評論集。美術と音楽・文学を横断する視点で近代美術を論じる。

美術印象派マネ

全著作

  • 主題と変奏(1953)
  • 音楽家の世界(1953)
  • 二十世紀の音楽(1957)
  • モーツァルト(1970)
  • レコードのモーツァルト(1975)
  • マネの肖像(1992)
  • 吉田秀和全集(1975-2004)

作家による翻訳

  • ロベルト・シューマン『音楽と音楽家』(訳)
  • 『モオツァルトの手紙』(編訳)
  • ロラン・マニュエル『音楽のたのしみ』(共訳・編訳)

作風・主題

文体
明確で感覚的な表現を用いる評論文体音楽・美術・文学を横断するエッセイ的アプローチ
頻出モチーフ
音と記憶演奏と録音の比較西洋音楽の歴史的文脈

健康

  • 急性心不全
    2012年5月
    2012年5月22日に急性心不全のため死去(98歳)

評価・遺産

日本のクラシック音楽評論を牽引した代表的評論家で、長年の連載・放送を通じて幅広い読者・聴衆に音楽の楽しみと理解を広めた。多くの著作・全集を残し、音楽教育・公的文化機関の設立や育成にも貢献した。

記念館・博物館

  • 水戸芸術館 茨城県水戸市 1990年開館

関連学会

  • 二十世紀音楽研究所
  • 桐朋学園との協働

資料所蔵先

  • 水戸芸術館アーカイブ
  • 白水社(吉田秀和全集資料)

大衆文化への影響

  • NHK-FM『名曲のたのしみ』の長年の解説者として知られる

引用

  • なるほど、この芸術は、かつては無類の名品だったろうが、今は──最も控えめにいっても──ひびが入ってる。
    出典: 音楽展望(ホロヴィッツ来日時の評) (1983年)
  • この人は今も比類のない鍵盤上の魔術師であると共に、この概念そのものがどんなに深く十九世紀的なものかということを伝える貴重な存在である。
    出典: 音楽展望(ホロヴィッツ再来日時の評) (1986年)

豆知識

  • 大の相撲好きだった。
  • NHK-FM『名曲のたのしみ』の放送を1971年から約40年にわたり担当した。
  • 妻はバルバラ・吉田=クラフト(Barbara Krafft)。1964年に結婚、2003年に死別。
  • 1990年に『吉田秀和賞』を創設した。