芥川龍之介賞 あくたがわりゅうのすけしょう
松村栄子『至高聖所アバトーン』は、新構想大学に入った沙月とルームメイト真穂の関係を描くキャンパス小説。乾いた孤独が、もう一つの孤独へ寄り添おうとする過程を、透明感のある筆致で描く。
鉱物質の孤独が、もうひとつの孤独へ静かに近づいていく。