日本の文学賞

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オール讀物推理小説新人賞 おーるよみものすいりしょうせつしんじんしょう

第29回(1990年)

推理小説短編小説

受賞者

2名
中野良浩 なかの よしひろ 受賞
小田原の織社

歴史と土地の記憶を背景に、織物や社をめぐる謎を扱った推理小説として記録される新人賞受賞作です。地域の固有性を手がかりに、事件と過去のつながりをたどる作品です。

小田原という土地の記憶が、謎解きの手がかりとして立ち上がります。

推理小説土地の記憶新人賞地域性
佐竹一彦 さたけ かずひこ 受賞
わが羊に草を与えよ

佐竹一彦の初期推理作品で、題名が示す聖句風の響きと犯罪小説の緊張を重ねた新人賞受賞作です。後の警察小説へつながる、人物の倫理と事件の構図への関心がうかがえます。

静かな題名の奥に、事件と倫理をめぐる緊張が潜んでいます。

推理小説倫理初期作品新人賞