芸術選奨文部科学大臣賞 げいじゅつせんしょう もんぶかがくだいじんしょう
第17回(1967年)
受賞者
10名『星と月は天の穴』は吉行淳之介の受賞作で、人物の内面と時代の空気を結びつけながら、人間の選択や記憶の重さを描く作品である。
『星と月は天の穴』は、個人の経験を通して時代の陰影を読ませる作品である。
応仁の乱をめぐる歴史意識から、日本文化と思想の転換点を考える評論。中世から近世へ向かう精神史を、簡潔で鋭い言葉で照らす。
応仁四語は、応仁の乱をめぐる歴史意識から、日本文化と思想の転換点を考える評論。
『明治の女性たち』は島本久恵の評論・評伝的作品で、人物や作品を手がかりに近代日本の精神史と表現の問題を考察する。
批評の視点から、近代の人物像と文学の課題を読み解く作品。
歌舞伎の和事を代表する演目での上演。柔らかな情と品格を備えた演技によって、恋の機微と廓の世界を舞台上に浮かび上がらせた。
廓文章は、歌舞伎の和事を代表する演目での上演。
『湖の琴』は田坂具隆による受賞対象で、文学賞の枠を越えて舞台・映像・美術などの表現として評価された。
書籍ではなく、表現活動そのものが評価された受賞対象。
オペラとバレエの上演における指揮の成果。古典作品の劇的な流れを音楽面から支え、舞台全体の緊張と抒情をまとめ上げた。
ポッペアの戴冠、ロメオとジュリエットは、オペラとバレエの上演における指揮の成果。
『一代さらい会』は武原はんによる受賞対象で、文学賞の枠を越えて舞台・映像・美術などの表現として評価された。
書籍ではなく、表現活動そのものが評価された受賞対象。
池田満寿夫の版画的感覚が生きる美術作品。夏の明るさと夢の不確かさを重ね、軽やかな線とイメージで幻想的な印象を生む。
夏の夢は、池田満寿夫の版画的感覚が生きる美術作品。
義太夫節の古典演目における語りの成果。人物の情念と場面の緊迫を声で立ち上げ、文楽の伝統芸を高度に示した上演である。
奥州安達原、絵本太功記は、義太夫節の古典演目における語りの成果。