鮎川哲也賞 あゆかわてつやしょう
救急医の相場慧は、深夜の緊急搬送で自分にそっくりな溺死体と対面する。身元不明の遺体をめぐって調査を始めた彼は、体外受精が実用化される以前の黎明期に行われた禁断の実験と、自らの出自に秘められた真実へと辿り着いていく。生命倫理と家族の絆を問う、第35回鮎川哲也賞受賞の本格医療ミステリ。
自分と同じ顔の死体が、川から引き上げられた。