文學界新人賞 ぶんがくかいしんじんしょう
朝の光のなかで樹氷を撮ろうと、雪の斜面に掘った雪洞で夜明けを待つ山岳カメラマン。寒さと眠気のなかにいる短い時間に、彼の内面と過去の記憶がよみがえる。
雪洞で夜明けを待つカメラマンの、静かな緊張と回想を瑞々しく描くデビュー短篇。