文學界新人賞 ぶんがくかいしんじんしょう
第64回(1987年)
文芸新人賞
受賞者
2名父が女性と暮らす家へ続く川べりの道を、ひとり歩く少年を描いた最初期作品集の表題作。大人になる直前の老成や、帰るべき場所を持たない喪失感が、静かな筆致のなかで立ち上がる。
父が女性と暮らす家へ続く川べりの道を、ひとり歩く少年。
256ページ
喪失感家族少年静かな成長帰る場所の不在
東明の浜
奄美の言葉をめぐる処理にやや揺れはあったものの、前半のカマスを拾う場面や海の描写が評価された少年ものの短篇。描写力の高さと、若い作者ならではの勢いが印象に残る。
前半のカマスを拾う部分が良い。
少年もの海辺の生活労働の手触り方言表現描写力