中日詩賞 ちゅうにちししょう
静かな観察と抒情を重ねながら、季節や記憶、身体感覚を細やかに掬い上げる歌集。簡潔な言葉の運びで、感情の輪郭をやわらかく立ち上げる。
日常の景色に潜む感情の揺れを、短い定型の中で繊細にすくい取る。
言葉のかすれや余白を意識しながら、感覚の断片を組み合わせて読後に像を残す歌集。詩的な省略が、静かな余韻を生む。
断片的なイメージを束ね、直接説明しすぎないまま感情の核に触れる。