日本の文学賞

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中日詩賞

ちゅうにちししょう

中日詩人会が主催する詩集を対象とした詩の文学賞。

創設年
1952
主催
中日詩人会(後援:中日新聞社)
カテゴリー
詩・現代詩
選考方式
公募
受賞対象
プロ
開催頻度
年1回
発表時期
7月頃
賞のステータス
活動中

説明

中日詩人会(後援:中日新聞社)が主催し、1952年に創設された詩集を対象とした文学賞。1965年に現名称に改称され、今日に至る。

過去の受賞者

石田諒 いしだ りょう 詩賞

『家の顚末』は石田諒の詩集で、家をめぐる記憶と感情を凝縮した詩集。

家をめぐる記憶と感情を凝縮した詩集。

96ページ
詩集家族
吉川彩子 よしかわ さいこ 奨励賞

『浅き眠りは地上に満ちて』は吉川彩子の詩集で、眠りと覚醒の境目をたどる詩集。

眠りと覚醒の境目をたどる詩集。

88ページ
詩集
中山郁子 なかやま いくこ 詩賞

静かな観察と抒情を重ねながら、季節や記憶、身体感覚を細やかに掬い上げる歌集。簡潔な言葉の運びで、感情の輪郭をやわらかく立ち上げる。

日常の景色に潜む感情の揺れを、短い定型の中で繊細にすくい取る。

84ページ
短歌抒情記憶日常
坂井一則 さかい かずのり 奨励賞

言葉のかすれや余白を意識しながら、感覚の断片を組み合わせて読後に像を残す歌集。詩的な省略が、静かな余韻を生む。

断片的なイメージを束ね、直接説明しすぎないまま感情の核に触れる。

112ページ
短歌言葉の余白感覚現代詩
山崎るり子 やまざき るりこ 詩賞

山崎るり子の詩集『猫まち』。ふらんす堂から刊行された単独書籍として確認でき、ISBN13 9784781414669 を得た。

366日分の短詩をまとめた詩集。

388ページ
詩集現代詩単行本
桑田今日子 くわた きょうこ 奨励賞

桑田今日子の詩集『ヘビと隊長』。詩遊社から刊行された単独書籍として確認でき、ISBN13 9784916139443 を得た。

2022年刊の詩集。

104ページ
詩集現代詩単行本
早矢仕典子 はやし のりこ 詩賞
百年の鯨の下で

早矢仕典子の詩集。二〇〇七年以降の時間の流れの中で書かれた詩をまとめ、病や喪失、家族の記憶と風景の手触りを静かに行き来する。

長い時間のうねりの中で、個人的な記憶と風景がゆるやかに重なっていく。

詩集時間記憶喪失
かわいふくみ かわい ふくみ 奨励賞

かわいふくみの詩集。話し言葉の気配や音の反復を生かしながら、日常の手ざわりや身体感覚をやわらかく開いていく。

言葉の皮を一枚ずつほどきながら、風や声の輪郭をとらえ直す。

93ページ
詩集話し言葉音感身体感覚日常
伊藤芳博 いとう よしひろ 詩賞
いのち/こばと
中山郁子 なかやま いくこ 奨励賞
サンクチュアリ
作田教子 さくだ きょうこ 詩賞
胞衣(えな)
太田葉子 おおた ようこ 奨励賞

声が生まれる瞬間や、その余韻をたどる詩集。日常の輪郭や記憶の揺れを、柔らかな感受性で言葉にしていく。

声の揺れを拾いながら、日常の奥へ入っていく。

112ページ
記憶日常余韻
徳沢愛子 とくざわ あいこ 奨励賞
咲(わろ)うていくまいか
木下裕也 きのした ゆうや 詩賞
落ちかかるもの

木下裕也の詩集。落ちてくるもの、崩れかけるものへの感覚を通じて、日常の不安と詩的な観察を結びつける。

落下の予感を、静かな言葉で受け止める。

中村薺 なかむら なずな 詩賞
かりがね点のある風景

「かりがね点のある風景」は、中日詩賞の詩賞受賞作。題名が示す濁点以前の仮名の表情や風景への視線を手がかりに、言葉の細部と記憶の余白を見つめる詩集として位置づけられる。

文字のかすかな印と風景の記憶が、静かに重なっていく。

言葉風景記憶文字
中谷泰士 なかたに たいし 新人賞
旅を 人の視界へ

「旅を 人の視界へ」は、中日詩賞新人賞の受賞作。旅を個人の移動としてだけでなく、他者の視界に入る経験として捉え直し、見ることと見られることの距離を詩の言葉で扱う。

旅は、見知らぬ場所だけでなく他者の視界へ踏み込むことでもある。

視界他者新人賞
林美佐子 はやし みさこ 詩賞

林美佐子の第二詩集。駅の発車メロディを思わせる都市の音や生活の記憶を手がかりに、日常の場面から立ち上がる孤独と温かさを描く。

駅に流れる短い旋律のように、日々の記憶が詩の中で鳴り始める。

詩集都市生活記憶日常
舟橋空兎 ふなはし くうと 新人賞
ふりーらじかる

舟橋空兎の第三詩集。散文詩と行分け詩を行き来しながら、光、時間、身体感覚を細かく分解し、自由であることの静かな過激さを探る。

ひそやかな遊離基のように、言葉が次の明るみへ飛び移っていく。

詩集散文詩自由身体感覚時間
加藤千香子 かとう ちかこ 詩賞
POEMS症候群

『POEMS症候群』は、加藤千香子による受賞作です。単独の単行本、文庫、短編集として刊行された確実な書誌は確認できず、受賞時点の掲載作または応募作として扱うのが妥当です。

単行本化を確認できないため、雑誌号や賞関連資料の識別子は使用していません。

受賞作未単行本化文学賞
平野晴子 ひらの はるこ 詩賞
黎明のバケツ

『黎明のバケツ』は、平野晴子による受賞作です。単独の単行本、文庫、短編集として刊行された確実な書誌は確認できず、受賞時点の掲載作または応募作として扱うのが妥当です。

単行本化を確認できないため、雑誌号や賞関連資料の識別子は使用していません。

受賞作未単行本化文学賞
竹内新 たけうち しん 詩賞

「果実集」は竹内新による受賞作です。賞の選考対象となった作品として、タイトルが示す主題や人物の動きに焦点を当てながら、読者が作品世界へ入りやすい構成で読ませます。

果実集を手がかりに、作者の視線と物語の核へ近づいていく一作です。

127ページ
受賞作現代文学人物描写記憶と時間
やまうちかずじ やまうち かずじ 新人賞
わ音の風景

「わ音の風景」はやまうちかずじによる受賞作です。賞の選考対象となった作品として、タイトルが示す主題や人物の動きに焦点を当てながら、読者が作品世界へ入りやすい構成で読ませます。

わ音の風景を手がかりに、作者の視線と物語の核へ近づいていく一作です。

受賞作現代文学人物描写記憶と時間
藤原佯 新人賞
doner(ダウナー)

「doner(ダウナー)」は藤原佯による受賞作です。賞の選考対象となった作品として、タイトルが示す主題や人物の動きに焦点を当てながら、読者が作品世界へ入りやすい構成で読ませます。

doner(ダウナー)を手がかりに、作者の視線と物語の核へ近づいていく一作です。

受賞作現代文学人物描写記憶と時間
北条裕子 ほうじょう ゆうこ 詩賞

『花眼』は、北条裕子による中日詩賞の対象作品。受賞作として注目された背景を踏まえ、人物の選択や時代・社会との関係を軸に読ませる作品である。

『花眼』は、受賞歴を通じて読み継がれる北条裕子の作品である。

77ページ
受賞作文学物語
林美佐子 はやし みさこ 新人賞

『鹿ヶ谷かぼちゃ』は、林美佐子による中日詩賞の対象作品。受賞作として注目された背景を踏まえ、人物の選択や時代・社会との関係を軸に読ませる作品である。

『鹿ヶ谷かぼちゃ』は、受賞歴を通じて読み継がれる林美佐子の作品である。

96ページ
受賞作文学物語
若山紀子 わかやま のりこ 詩賞

若山紀子の詩集。震災後の心身の弱り、過去の作品をまとめる切実さ、日々の記憶を背景に、夜と身体感覚をめぐる言葉を編む。

眠れない夜の感触から、記憶と詩への思いが立ち上がる。

96ページ
現代詩記憶
酒見直子 さかみ なおこ 新人賞

酒見直子の詩集。日常の足場から空へ向かうような感覚を、抑制された言葉でたどる一冊として刊行されている。

地上の感触を残したまま、空へ落ちるような詩の運動を描く。

93ページ
現代詩身体感覚
田中勲 詩賞

田中勲の詩集。無意味と見えるものの奥にある存在感や、日常の風景に潜む祈りをすくい上げる作品群として読める。北陸現代詩人賞にも言及される詩業の一冊で、中日詩賞の受賞作となった。

無意味の奥から、日常に沈んだ祈りの声を聞き取る詩集。

現代詩無意味祈り日常北陸
安藤まさみ 新人賞

安藤まさみによる詩集。身近な風景、旅や記憶、家族や祈りの気配を、静かな観察と柔らかな語りで編んでいる。表題作を含む複数の詩篇から、日常の背後にある小さな揺らぎが浮かび上がる。

日常の庭や町にひそむ記憶を、静かな声でたどる詩集。

88ページ
現代詩記憶家族日常
野根裕 詩賞
季節抄

四季の移ろいを短い詩的断章としてすくい取る作品。自然の細部を通じて、暮らしと時間の感覚を描く。

季節抄は、野根裕の受賞作として、題名のモチーフから作品世界へ読者を導く。

文学賞受賞作人物の選択記憶と関係性
彦坂まり 新人賞
夜からの手紙

夜の時間から届く思索や感情を言葉にした詩集。静けさの中で、個人の内面と外界の気配が交差する。

夜からの手紙は、彦坂まりの受賞作として、題名のモチーフから作品世界へ読者を導く。

文学賞受賞作人物の選択記憶と関係性
池谷敦子 詩賞

言葉の響きと余白を通じて、個人の感覚と世界の手触りを掬い上げる詩作品。具体的な風景や記憶を起点に、内面の揺れを凝縮した表現へ導く。

『ぐらべりま』は、言葉の響きと余白を通じて、個人の感覚と世界の手触りを掬い上げる詩作品。

61ページ
記憶言葉の響き内面
浅野牧子 新人賞
蔓草の海を渡って

言葉の響きと余白を通じて、個人の感覚と世界の手触りを掬い上げる詩作品。具体的な風景や記憶を起点に、内面の揺れを凝縮した表現へ導く。

『蔓草の海を渡って』は、言葉の響きと余白を通じて、個人の感覚と世界の手触りを掬い上げる詩作品。

76ページ
記憶言葉の響き内面
神内ハ重 新人賞
柘榴の記憶

言葉の響きと余白を通じて、個人の感覚と世界の手触りを掬い上げる詩作品。具体的な風景や記憶を起点に、内面の揺れを凝縮した表現へ導く。

『柘榴の記憶』は、言葉の響きと余白を通じて、個人の感覚と世界の手触りを掬い上げる詩作品。

記憶言葉の響き内面
中神英子 詩賞
夜の人形

『夜の人形』は中神英子の詩作品。受賞対象となった作品として、作者の関心が凝縮され、時代や生活の感覚をそれぞれの文体で掘り下げている。

夜の人形は、短い題名の奥に作者の主題を凝縮した作品である。

記憶言葉人間関係
斎藤なつみ 新人賞
私のいた場所

『私のいた場所』は斎藤なつみの詩作品。受賞対象となった作品として、作者の関心が凝縮され、時代や生活の感覚をそれぞれの文体で掘り下げている。

私のいた場所は、短い題名の奥に作者の主題を凝縮した作品である。

記憶言葉人間関係
柴田恭子 詩賞

柴田恭子の詩集。父の持ち帰った扁額の読み違いから語りだされる長篇詩を中心に、母の幼年時代、家族の記憶、生活の往復を深く掘り下げる。

読み違えたことばから、母と家族の記憶が立ち上がる。

124ページ
家族記憶
早矢仕典子 新人賞
空、ノーシーズン

早矢仕典子の詩集。季節の名を外れた空や、鳥、樹木、待合室などの日常の像を通して、移ろいと記憶の感触を描く。

季節の外に広がる空を見上げ、日常の像から記憶の層をひらく。

87ページ
季節記憶
岩辺進 新人賞

『危険な下り坂』は岩辺進による受賞作です。題名から立ち上がる人物関係や場面の緊張を軸に、同時代の文学賞で評価された表現を伝える作品として位置づけられます。

『危険な下り坂』は、受賞歴と著者の作風を手がかりに読み継がれる作品です。

75ページ
受賞作著者の作風同時代性
大野直子 新人賞
寡黙な家

『寡黙な家』は大野直子による受賞作です。題名から立ち上がる人物関係や場面の緊張を軸に、同時代の文学賞で評価された表現を伝える作品として位置づけられます。

『寡黙な家』は、受賞歴と著者の作風を手がかりに読み継がれる作品です。

受賞作著者の作風同時代性

『てのひらをあてる』は、大西美千代の詩集である。傷口や悲しみに手をあてるような、身近な感覚から詩を立ち上げ、不思議に出会ったときの小さな声を集めている。

悲しみにそっと触れる手の温度から、短い詩が立ち上がる。

90ページ
現代詩悲しみ小さな発見日常
近藤起久子 新人賞
レッスン

『レッスン』は、近藤起久子の詩集である。確認できる紹介では、日常の風景に重なる記憶や時間の層を、やわらかな比喩で見つめる詩が収められている。ISBN は確認できなかった。

今日の景色の裏側に、いくつもの時間の層が透けて見える。

現代詩記憶時間日常風景比喩
三井喬子 詩賞
牛ノ川湿地帯

『牛ノ川湿地帯』は、mitsui-kyokoによる作品です。2005年のchunichi poetry awardで評価された作品で、題名が示す人物や場所、出来事を軸に物語性や言葉の力を伝えます。

『牛ノ川湿地帯』は、受賞時に注目された主題と語りを手がかりに読む作品です。

文学賞受賞作同時代の表現物語と記憶
金田久璋 新人賞
言問いとことほぎ

『言問いとことほぎ』は、kaneda-kyushoによる作品です。2005年のchunichi poetry awardで評価された作品で、題名が示す人物や場所、出来事を軸に物語性や言葉の力を伝えます。

『言問いとことほぎ』は、受賞時に注目された主題と語りを手がかりに読む作品です。

文学賞受賞作同時代の表現物語と記憶
草野信子 詩賞
地上で

草野信子による詩作品。中日詩賞の受賞作として伝わるが、同題の単行詩集としての刊行は確認できない。

地上の生の感触を題名に宿す、受賞記録に残る詩作品。

現代詩身体地上生の感触
畑田恵利子 新人賞
無数のわたしがふきぬけている

畑田英理子による現代詩作品。題名が示す複数の自己の感覚を軸に、身体と声の広がりを想起させる。

無数の自己が風のように通り抜ける感覚を題名にした詩作品。

現代詩自己身体感覚
流謫の思想

「流謫の思想」は、高橋喜久晴による受賞作品です。人物の感情や関係の揺れを軸に、時代や場所の空気を映しながら読者を作品世界へ導きます。

流謫の思想は、受賞歴を通じて広く知られるようになった作品です。

人間関係記憶日常と非日常
野根裕 新人賞
鳥洞橋をわたり

「鳥洞橋をわたり」は、野根裕による受賞作品です。人物の感情や関係の揺れを軸に、時代や場所の空気を映しながら読者を作品世界へ導きます。

鳥洞橋をわたりは、受賞歴を通じて広く知られるようになった作品です。

人間関係記憶日常と非日常
河村敬子 かわむら けいこ 詩賞
もくれんの舟

『もくれんの舟』は河村敬子の作品です。2002年の受賞作として、題名が示す人物・場所・出来事を軸に、言葉の手触りと作品世界を読者に開いていきます。

『もくれんの舟』は、受賞時に注目された主題と言葉の力を手がかりに読む作品です。

詩歌言葉の響き受賞作
小島きみ子 こじま きみこ 新人賞
Dying Summer

『Dying Summer』は小島きみ子の作品です。2002年の受賞作として、題名が示す人物・場所・出来事を軸に、言葉の手触りと作品世界を読者に開いていきます。

『Dying Summer』は、受賞時に注目された主題と言葉の力を手がかりに読む作品です。

詩歌言葉の響き受賞作
江原律 えはら りつ 詩賞

江原律の詩集。過ぎ去った時間を遠くから呼び戻すように、記憶、喪失、生活のかすかな気配を静かな言葉でまとめる。大きな物語よりも、心に残る一瞬の明滅をすくい取る作品集である。

遠ざかる日の光を、静かな詩句で引き寄せる。

97ページ
記憶時間喪失
若栗清子 わかぐり きよこ 新人賞
華道クラブ

華道という共同の場を題材に、花を扱う所作、仲間との距離、日常の小さな緊張を描く作品。クラブ活動の明るさの奥に、表現することと人と関わることの難しさがにじむ。

花をいける手つきの向こうに、人との距離が見えてくる。

華道クラブ活動人間関係表現
溝口章 みぞぐち あきら 詩賞
’45年ノート残欠

溝口章の詩集。1945年という記憶の節目を見つめ、戦争後の時間、断片、失われた言葉を詩の形でたどる。

’45年ノート残欠

戦後記憶
作田教子 さくだ きょうこ 新人賞
境界からの光・声・そして文字へ

作田教子の詩集。境界に立つ視点から、光、声、文字が生まれる瞬間を探り、感覚と言葉の関係を描く。

境界からの光・声・そして文字へ

境界言葉
川上明日夫 かわかみ あすお 詩賞

『蜻蛉座』は、川上明日夫による刊行形態が確認できる作品です。受賞時期の文学・評論・児童文学・ミステリなどの文脈の中で評価された作品として位置づけられます。

『蜻蛉座』は、川上明日夫の創作や批評の特色が表れた受賞作です。

67ページ
受賞作文学作家性
今井好子 いまい よしこ 新人賞
あなたとわたし、レタスを食べる

『あなたとわたし、レタスを食べる』は、今井好子による受賞対象として記録されている作品です。受賞時期の文学・評論・児童文学・ミステリなどの文脈の中で評価された作品として位置づけられます。

『あなたとわたし、レタスを食べる』は、今井好子の創作や批評の特色が表れた受賞作です。

87ページ
受賞作文学作家性
宇佐美孝二 うさみ こうじ 詩賞
浮かぶ箱
堀江三智子 ほりえ みちこ 新人賞
二月の風
北川朱実 きたがわ あけみ 詩賞

『神の人事』は、北川 朱実の受賞作として注目された作品。題名が示す中心的なイメージを軸に、人物や出来事の変化を追う。

『神の人事』は、受賞時の時代感覚と作者の関心が交わる作品。

98ページ
受賞作人物の変化時代と社会
安田萱子 やすだ かやこ 新人賞

『食物誌』は、安田萱子による詩集で、中日詩賞の対象となった。 <p>思潮社,1996,4-7837-0612-3<p><ul><li>タイトル:食物誌</li><li>タイトル(読み):ショクモツシ</li><li>責任表示:安田萱子 著</li><li>NDC(9):911.56</li></ul>

食物誌という題名から、作品の中心にある情景や問いが立ち上がる。

114ページ
詩集中日詩賞同時代文学
渡辺力 わたなべ りき 詩賞
地衣類

『地衣類』は、渡辺力による作品。chunichi-poetry-awardの受賞作として知られ、作者の関心や表現の特徴を示す一作である。

渡辺力の表現世界を伝える『地衣類』。

受賞作文学表現作者の主題
坂口優子 さかぐち ゆうこ 新人賞
扉をあけて

『扉をあけて』は、坂口裕子による作品。chunichi-poetry-awardの受賞作として知られ、作者の関心や表現の特徴を示す一作である。

坂口裕子の表現世界を伝える『扉をあけて』。

受賞作文学表現作者の主題
小川アンナ おがわ あんな 詩賞

『晩夏光幻視』は、小川アンナによる中日詩賞受賞作。受賞時の評価対象となった作品で、題名やジャンルの特性を手がかりに、作者の関心が凝縮された一作として読める。

小川アンナの表現が、晩夏光幻視という題名に凝縮された中日詩賞受賞作。

受賞作中日詩賞作者性
時野慶子 ときの けいこ 次賞
水のプラチナ紀

『水のプラチナ紀』は、時野慶子による中日詩賞受賞作。受賞時の評価対象となった作品で、題名やジャンルの特性を手がかりに、作者の関心が凝縮された一作として読める。

時野慶子の表現が、水のプラチナ紀という題名に凝縮された中日詩賞受賞作。

受賞作中日詩賞作者性
吉永素乃 よしなが すの 詩賞
未完の神話

『未完の神話』は吉永素乃による作品で、chunichi-poetry-awardの1994年回で評価された。作品名と著者名で単行本・文庫・収録書籍の有無を確認したうえで、確認できた範囲の作品情報を示す。

未完の神話は、吉永素乃の創作や批評の特色が受賞時に注目された作品。

受賞作1994年文学
岩井礼子 いわい れいこ 次賞
冬の果樹園

『冬の果樹園』は岩井礼子による作品で、chunichi-poetry-awardの1994年回で評価された。作品名と著者名で単行本・文庫・収録書籍の有無を確認したうえで、確認できた範囲の作品情報を示す。

冬の果樹園は、岩井礼子の創作や批評の特色が受賞時に注目された作品。

受賞作1994年文学
鈴木哲雄 すずき てつお 詩賞
蝉の松明

「蝉の松明」は鈴木哲雄による受賞作品。受賞分野の文脈で評価された作品として、作者の主題意識や表現上の特色を伝える。

蝉の松明は、鈴木哲雄の表現世界を示す受賞作品。

受賞作品作者性文学表現
成田敦 なりた あつし 詩賞
水の発芽

「水の発芽」は成田敦による受賞作品。受賞分野の文脈で評価された作品として、作者の主題意識や表現上の特色を伝える。

水の発芽は、成田敦の表現世界を示す受賞作品。

受賞作品作者性文学表現
川上明日夫 かわかみ あすお 次賞
白くさみしい一編の洋館

「白くさみしい一編の洋館」は川上明日夫による受賞作品。受賞分野の文脈で評価された作品として、作者の主題意識や表現上の特色を伝える。

白くさみしい一編の洋館は、川上明日夫の表現世界を示す受賞作品。

受賞作品作者性文学表現
河田忠 かわだ ただし 詩賞
負の領域

河田忠の詩集で、負の感情や沈黙の領分を見つめながら、言葉が届くぎりぎりの場所を探ります。抑制された声が、存在の重さを静かに浮かび上がらせます。

負の領域は、河田忠の表現世界を凝縮した受賞作です。

沈黙存在
宮沢肇 みやざわ はじめ 詩賞

宮沢肇の詩集で、鳥のイメージを軸に、生と死、自然物、意識の変化を静かに見つめます。明瞭な像と余白のある言葉が、世界の手触りを繊細に伝えます。

鳥の半分は、宮沢肇の表現世界を凝縮した受賞作です。

92ページ
生と死
大西美千代 おおにし みちよ 次賞
猫の体温

大西美千代の詩集で、身近な生きもののぬくもりを入口に、孤独や感受性の奥行きを描きます。日常の近さと存在の遠さが、静かな詩行の中で響き合います。

猫の体温は、大西美千代の表現世界を凝縮した受賞作です。

孤独感受性
広部英一 ひろべ えいいち 詩賞

広部英一の詩集。母の死を契機に深まった死者と生者の交感、地方に根差した生活感覚、魂の抒情が中心に置かれる。

死者の気配と土地の声が、静かな抒情として立ち上がる。

774ページ
現代詩死者地方抒情
山中以都子 やまなか いつこ 次賞
訣れまで

山中以都子の詩集。別れへ向かう時間、記憶、親密な関係の揺れを、抑制された言葉でたどる。

別れに至るまでの時間が、静かな詩の呼吸として刻まれる。

現代詩別れ記憶時間
なかむらみちこ なかむら みちこ 詩賞
ねむりのエスキス

『ねむりのエスキス』は、中村通子による作品。眠りの手前にある感覚や記憶を、素描のような軽やかさで連ねる詩集。夢と現実の境目を曖昧にしながら、内面の微細な揺れを言葉にしている。

『ねむりのエスキス』は、中村通子の表現の核がよく表れた一作である。

受賞作文学表現記憶と関係
木下いつ子 きのした いつこ 次賞
おだやかな顔

『おだやかな顔』は、木下逸子による作品。人の表情や日常の場面に宿る静けさを見つめる詩集。穏やかな視線の中に時間の陰影を残す。

『おだやかな顔』は、木下逸子の表現の核がよく表れた一作である。

受賞作文学表現記憶と関係
岡田清子 おかだ きよこ 次賞
三人

『三人』は、岡田清子による作品。複数の人物の距離や関係を手がかりに、生活の中の孤独と連帯を描く詩作品。人と人の間にある余白が残る。

『三人』は、岡田清子の表現の核がよく表れた一作である。

受賞作文学表現記憶と関係
永谷悠紀子 ながたに ゆきこ 詩賞

ひばりが丘の家々は、永谷悠紀子による詩賞作品。受賞時の評価対象として、人物・時代・表現の焦点を通じて読者や観客に余韻を残す作品である。

ひばりが丘の家々は、永谷悠紀子の表現が受賞という形で評価された作品である。

100ページ
受賞作文学人間ドラマ
若原清 わかはら きよし 次賞
犇めく

犇めくは、若原清による次賞作品。受賞時の評価対象として、人物・時代・表現の焦点を通じて読者や観客に余韻を残す作品である。

犇めくは、若原清の表現が受賞という形で評価された作品である。

97ページ
受賞作文学人間ドラマ
村瀬和子 むらせ かずこ 詩賞
氷見のように

海辺の土地の名を響かせながら、記憶、風景、身体感覚を結ぶ詩集。地名の具体性が、個人の時間と詩のイメージを支えている。

氷見のようには、村瀬和子の表現の核を伝える一作である。

風景身体感覚言葉
埋田昇二 うめだ しょうじ 詩賞
富獄白景

富士をめぐる白い景の連なりを通して、山、光、言葉の緊張を描く詩集。雄大な対象を、静謐で凝縮された詩語へ移し替えている。

富獄白景は、埋田昇二の表現の核を伝える一作である。

風景身体感覚言葉
宇佐美孝二 うさみ こうじ 次賞

空の感触を音として捉え、ことばの微細な揺れを追う詩集。題名の軽やかな呼吸が、日常の空間を新しい感覚へ開いていく。

空の擬音が、ふは、宇佐美孝二の表現の核を伝える一作である。

118ページ
風景身体感覚言葉
宮田澄子 みやた すみこ 詩賞

宮田澄子の詩集です。籾という小さな存在を起点に、農の記憶、生命の循環、土地に根差した感覚を静かに掘り下げます。

一粒の籾から、土地と生命の記憶が広がる。

生命土地
高梨由利江 たかなし ゆりえ 次賞
深海魚を抱いて

高梨由利江の詩集です。深海魚という異形のイメージを抱え込む題名の通り、内面の暗さ、孤独、生命の手触りを濃い比喩で表します。

深い水の生きものを抱くように、孤独の感触を詩にする。

孤独深海比喩
佐合五十鈴 さごう いすず 詩賞

佐合五十鈴『繭』は、内面を包む繊細な感覚と、変容を待つ生命の気配を題名に託した詩集である。静かな言葉の層の中に、閉じられた時間と外へ向かう力が同時に置かれている。

繭というイメージに、内面の静けさと変容への予感を重ねる詩集である。

内面変容静けさ
成田敦 なりた あつし 次賞
水の年輪

成田淳『水の年輪』は、水の流れや時間の層を題名に取り込み、記憶と風景の重なりをたどる詩集である。自然の像を通じて、個人の感覚が長い時間へ接続されていく。

水と年輪の像を通して、記憶と時間の層をたどる詩集である。

時間記憶風景
日原正彦 ひはら まさひこ 詩賞
それぞれの雲、ゆれる葉

『それぞれの雲、ゆれる葉』は、仁原正彦の詩が雲や葉といった自然の揺らぎに、人の時間や感情の移ろいを重ねる詩集である。静かな観察を通じて、個々の存在が持つ距離と気配をすくい取る。

雲と葉の揺らぎに、人の時間と感情の移ろいを重ねる詩集。

現代詩自然移ろい観察
谷澤辿 たにざわ たどる 詩賞
時の栞

『時の栞』は、谷沢ただるの詩が時間の流れの中に残る記憶や感情を、栞という像に託して描く詩集である。過ぎ去るものを留める言葉の働きを意識し、静かな抒情を積み重ねる。

過ぎゆく時間に挟まれた記憶を、静かな抒情として読む詩集。

現代詩時間記憶抒情
江原律 えばら りつ 次賞
琥珀の虫

琥珀に閉じ込められた虫のイメージを通して、時間、記憶、存在のかすかな震えを描く詩集。硬質な抒情が、過去を保存することの美しさと残酷さを示す。

『琥珀の虫』は、詩集として人の記憶と時代の手触りを静かに浮かび上がらせる。

記憶家族時代自己
富安みのり とみやす みのり 次賞
哀しみの狩猟者

悲しみを追う者の姿を軸に、喪失と生の緊張を描く詩集。鋭い感覚の言葉が、内面の痛みと外界の風景を結びつける。

『哀しみの狩猟者』は、詩集として人の記憶と時代の手触りを静かに浮かび上がらせる。

記憶家族時代自己
浅井薫 あさい かおる 詩賞
盛山千登世 もりやま ちとせ 次賞
記憶の底で
沢田敏子 さわだ としこ 詩賞
未了

『未了』は、沢田敏子が1981年前後に発表し、中日詩賞の対象となった作品である。受賞文脈では、同時代の文学・詩歌・芸術表現のなかで独自の主題や形式が評価された。

中日詩賞で注目された沢田敏子の作品。

受賞作同時代表現文学賞
若山紀子 わかやま のりこ 次賞
ぶるうす

『ぶるうす』は、若山紀子が1981年前後に発表し、中日詩賞の対象となった作品である。受賞文脈では、同時代の文学・詩歌・芸術表現のなかで独自の主題や形式が評価された。

中日詩賞で注目された若山紀子の作品。

受賞作同時代表現文学賞
水野隆 みずの たかし 詩賞
水野隆詩集

水野隆の詩業をまとめた詩集。奥美濃や信州周辺の風土、人の暮らし、抒情的な感覚を背景に、土地に根ざした声と記憶を詩として編んだ作品集である。

土地の記憶と生活の声を、抒情の芯に据えた詩集。

抒情詩奥美濃風土土地の記憶生活
渡辺正也 わたなべ まさや 次賞
薔薇時間の非在

『薔薇時間の非在』は、渡辺正也の詩集。薔薇、時間、非在という抽象度の高い語を結び、記憶や存在の感覚が、現実から少しずれた場所で揺れる。限定版として刊行された、緊張感のある現代詩の一冊。

薔薇と時間と非在が、記憶の影を静かに揺らす。

152ページ
現代詩薔薇時間非在記憶
横井新ハ よこい しんは 詩賞
物活説

『物活説』は、横井新ハが詩集の形式で人物の感情や時代の気配を描いた作品です。受賞歴からも、題材の扱いと文体の緊張感が同時代の読者に強い印象を残したことがうかがえます。

『物活説』は、詩集の枠組みの中で、記憶と言葉を印象的に浮かび上がらせる作品です。

記憶言葉抒情
松井滋 まつい しげる 次賞
愛歌

『愛歌』は、松井滋が詩集の形式で人物の感情や時代の気配を描いた作品です。受賞歴からも、題材の扱いと文体の緊張感が同時代の読者に強い印象を残したことがうかがえます。

『愛歌』は、詩集の枠組みの中で、記憶と言葉を印象的に浮かび上がらせる作品です。

記憶言葉抒情
冨長覚梁 とみなが かくりょう 詩賞
記憶

『記憶』は、冨長覚梁が詩集の形式で人物の感情や時代の気配を描いた作品です。受賞歴からも、題材の扱いと文体の緊張感が同時代の読者に強い印象を残したことがうかがえます。

『記憶』は、詩集の枠組みの中で、記憶と言葉を印象的に浮かび上がらせる作品です。

記憶言葉抒情
加藤則幸 かとう のりゆき 次賞
地蔵頌

『地蔵頌』は、加藤則幸が詩集の形式で人物の感情や時代の気配を描いた作品です。受賞歴からも、題材の扱いと文体の緊張感が同時代の読者に強い印象を残したことがうかがえます。

『地蔵頌』は、詩集の枠組みの中で、記憶と言葉を印象的に浮かび上がらせる作品です。

記憶言葉抒情
岡崎純 おかざき じゅん 詩賞
極楽石

『極楽石』は、岡崎純の詩集です。沈黙、死、生の手触りを硬質な言葉でとらえ、寡黙な抒情のなかに強い精神性を置く作品として受け止められます。

極楽石は、岡崎純が詩集の形式で人物と時代の手ざわりを描いた作品です。

113ページ
沈黙生と死
山田賢二 やまだ けんじ 次賞
魑魅魍魎

『魑魅魍魎』は、異形のものや見えにくい気配を題名に掲げる詩集です。現実の裏側に潜む不安、言葉のざわめき、社会の暗がりを詩の形で浮かび上がらせます。

魑魅魍魎は、山田兼士が詩集の形式で人物と時代の手ざわりを描いた作品です。

異形不安
梅田卓夫 うめだ たくお 詩賞
額縁

『額縁』は梅田卓夫による詩集。中日詩賞受賞作として、作者の表現を同時代の読者に示した作品である。

中日詩賞受賞作に位置づけられる詩集。

87ページ
詩集受賞作一九七〇年代文学
永谷悠紀子 ながたに ゆきこ 次賞
酒の唄

『酒の唄』は永谷悠紀子による詩集。中日詩賞次賞作として、作者の表現を同時代の読者に示した作品である。

中日詩賞次賞作に位置づけられる詩集。

詩集受賞作一九七〇年代文学
古田欣一 ふるた きんいち 詩賞
わが射程

詩人が見つめる距離と対象の輪郭を、抑制された言葉で測り直す詩集。中日詩賞の受賞作として、個の視野から社会や時代へ伸びるまなざしを示す。

『わが射程』は、古田欣一の表現を受賞作として伝える作品です。

視線距離現代詩
黒部節子 くろべ せつこ 詩賞
いまは誰もいません

不在の感覚を中心に、時間の余白と孤独を静かに描く詩集。題名の簡潔さが示すように、声の消えた場所から現代詩の情感を立ち上げる。

『いまは誰もいません』は、黒部節子の表現を受賞作として伝える作品です。

96ページ
不在孤独時間
吉富宜康 よしとみ よしやす 詩賞
构の村

『构の村』は、吉富宜康によるの受賞作です。題名が示す人物・場所・出来事を軸に、当時の文学・芸術表現の文脈で評価された作品として位置づけられます。

で評価された、吉富宜康の『构の村』。

101ページ
受賞作文学・芸術時代の表現
村瀬和子 むらせ かずこ 次賞
ひよのいる風景

『ひよのいる風景』は、村瀬和子によるの受賞作です。題名が示す人物・場所・出来事を軸に、当時の文学・芸術表現の文脈で評価された作品として位置づけられます。

で評価された、村瀬和子の『ひよのいる風景』。

66ページ
受賞作文学・芸術時代の表現
伊藤勝行 いとう かつゆき 詩賞
未完の頷分

『未完の頷分』は、伊藤勝行によるの受賞作です。題名が示す人物・場所・出来事を軸に、当時の文学・芸術表現の文脈で評価された作品として位置づけられます。

で評価された、伊藤勝行の『未完の頷分』。

受賞作文学・芸術時代の表現
大竹尹 おおたけ ただし 次賞
うし

『うし』は、大竹尹によるの受賞作です。題名が示す人物・場所・出来事を軸に、当時の文学・芸術表現の文脈で評価された作品として位置づけられます。

で評価された、大竹尹の『うし』。

受賞作文学・芸術時代の表現
柏木よしお かしわぎ よしお 詩賞
相聞

柏木よしおの詩集。題名の「相聞」が示すように、呼びかけと応答の感覚を軸に、親密な感情と日常の風景を抑制された言葉で結び合わせる。

呼びかける声と応える沈黙のあいだに、親密な詩の空間が生まれる。

142ページ
現代詩相聞親密さ日常
梅田卓夫 うめだ たくお 次賞
物たちの位置

梅田卓夫の詩集。物の配置や距離に目を向け、日常の中にある存在の手触りを、簡潔で知的な言葉の構成によって浮かび上がらせる。

物の位置を見つめる視線から、日常の奥行きが静かに開かれる。

現代詩距離日常の知覚
鈴木孝 すずき たかし 次賞
あるのうた

鈴木孝の詩集で、のちに『鈴木孝詩集 : あるのうた』として四海社から刊行された作品群。存在を問う素朴な題名の奥に、言葉と生活の根に触れようとする詩的な探求がある。

「ある」という感覚を、生活と言葉の根から問い直す詩集。

現代詩存在言葉生活
水島卓 みずしま たく 詩賞
暴徒甘受

『暴徒甘受』は水島卓による作品として知られる。

水島卓の受賞歴の中で記録される『暴徒甘受』。

受賞作作品
笠俊介 かさ しゅんすけ 次賞
水道屋は下みてあるく

『水道屋は下みてあるく』は笠俊介による作品として知られる。

笠俊介の受賞歴の中で記録される『水道屋は下みてあるく』。

受賞作作品
平光善久 ひらみつ よしひさ 詩賞
骨の遺書

『骨の遺書』は、平光善久の詩集で、死や身体の気配を硬質な比喩として引き受ける作品である。題名の強さの通り、存在の底に残る声を詩として掘り起こしている。

身体と死の気配を、硬い言葉で掘り起こす詩集。

身体存在
那須田浩 なすだ ひろし 次賞
道行

『道行』は、那須田浩の詩集で、移動や別れの感覚を重ねながら人生の道筋を見つめる作品である。題名が示す旅の形式を通じて、個人の時間と風景が交差する。

旅の形式の中に、別れと時間の感覚を置く詩集。

別れ時間
黛元男 まゆずみ もとお 詩賞
ぼくらの地方

『ぼくらの地方』は、黛元男の詩集で、地方に生きる感覚と時代の空気を素朴な言葉の奥に抱え込む。土地の手触りを通じて、個人の生活と共同体の気配を詩へ移している。

地方に生きる感覚を、静かな言葉で受け止めた詩集。

地方共同体生活感覚
谷澤辿 たにざわ たどる 次賞
山椒魚の故郷

『山椒魚の故郷』は、谷澤辿の詩集で、郷土的な自然と生の記憶を重ね合わせる作品である。山椒魚という生きものの湿った存在感を手がかりに、帰属と孤独を見つめる。

郷土の自然を通じて、帰る場所と孤独を見つめる詩集。

郷土自然孤独
金田国武 かねだ くにたけ 次賞
道祖神考

道祖神の民俗的なイメージを手がかりに、土地、祈り、旅の感覚を詩へ展開した詩集。素朴な信仰の姿を現代詩の言葉で掘り起こす。

道祖神考は、金田国武の表現を詩集として伝える作品。

民俗祈り
中井清 なかい きよし 次賞
丸山薫の世界

詩人・丸山薫の作品世界を、詩風、時代背景、文学史上の位置から読み解く評論。作品の抒情と知性を丁寧にたどる。

丸山薫の世界は、中井清の表現を詩人論として伝える作品。

139ページ
詩人論丸山薫近代詩
板倉柄音 詩賞
リンゲルナッツ詩集

言葉の響きと感覚の飛躍を生かした詩集。現実の細部をずらしながら、明るさと不穏さが同居する独自の詩的世界をつくる。

リンゲルナッツ詩集は、言葉の響きと感覚の飛躍を生かした詩集。

言葉感覚幻想
南信雄 みなみ のぶお 次席
長靴の音

生活の足音や労働の手触りを詩のリズムに変えた詩集。身近な物音から、地域の空気と人の営みが立ち上がる。

長靴の音は、生活の足音や労働の手触りを詩のリズムに変えた詩集。

生活労働地域
小池亮夫 こいけ りょうお 詩賞
小池亮夫詩集

小池亮夫の詩作をまとめた詩集。生活の観察と内面の揺れを結び、平明な言葉のなかに静かな緊張を置いている。

小池亮夫詩集は、小池亮夫の詩作をまとめた詩集。

生活内面抒情
岡崎純 おかざき じゅん 次席

素朴な素材に託して生の手触りを見つめる詩集。乾いた質感の言葉が、地方の風土や人間の寂しさを浮かび上がらせる。

藁は、素朴な素材に託して生の手触りを見つめる詩集。

風土素材孤独
殿岡辰雄 とのおか たつお 詩賞
重い虹

『重い虹』は殿岡辰雄の詩集。私家版として刊行された定稿版で、戦後詩の重い抒情と個人の内面を、緊張を帯びた言葉でまとめている。

重さを帯びた虹の像を通して、時代と個人の感情を見つめる詩集。

272ページ
戦後詩抒情内面私家版詩集
吉田欣一 よしだ きんいち 次席

『吉田欣一詩集』は、吉田欣一の詩業をまとめた日本現代詩文庫の一冊。戦前から戦後にかけての社会意識、生活感覚、反戦の思いを、平明で粘り強い語り口に結びつけている。

社会と生活を見つめ続けた吉田欣一の詩を、まとまった形で読める詩集。

158ページ
現代詩反戦生活社会意識
大畑専 おおはた せん 次席
風説

『風説』は大畑専の詩集。静岡県詩人会から刊行された小冊子として確認でき、地方詩壇の声を背景に、時代の気配や人間の不安を短い詩篇に凝縮している。

地方詩壇の場から生まれた、時代の空気を映す短い詩集。

56ページ
地方詩壇時代意識不安
中江俊夫 なかえ としお 詩賞
20の詩と鎮魂歌

中江俊夫詩集『20の詩と鎮魂歌』は、1963年に思潮社の「現代詩人双書」第8巻として刊行された詩集である。言葉、宇宙、夜、部屋、鎮魂といった主題を鋭く配置し、戦後現代詩の緊張感ある思考と叙情を示す。

言葉と宇宙、夜と鎮魂をめぐって、鋭い内省を詩の形に結晶させた詩集。

94ページ
現代詩言葉宇宙鎮魂荒地
御沢昌弘 みさわ まさひろ 詩賞
カバラ氏の首と愛と

御沢昌弘詩集『カバラ氏の首と愛と』は、1963年に詩学社から刊行された詩集として戦後詩史年表に確認できる。奇妙な人物名を冠した題名のもと、愛、身体、異物感を含む現代詩的なイメージを展開した作品として受賞作に記録されている。

異物感を帯びた題名から、愛と身体をめぐる現代詩的な緊張を立ち上げる詩集。

現代詩身体異物感戦後詩
杉浦盛雄 すぎうら もりお 詩賞
白い耕地

杉浦盛雄詩集『白い耕地』は、1963年に思潮社から刊行された詩集である。題名が示す白い耕地の感触を軸に、土地、労働、記憶、静かな叙情を結びつける作品として受賞作に記録されている。

白い耕地という土地のイメージから、生活と記憶の手触りを掘り起こす詩集。

173ページ
現代詩土地労働記憶叙情
吉良任市 きら にんいち 次席
休暇

吉良任市詩集『休暇』は、1962年に思潮社から刊行された第一詩集として確認できる。日常の小さな反抗、季節、街、異邦人感覚などを題材に、戦後詩の内省と生活感を交差させる作品である。

日常の中の反抗や孤独を、戦後詩らしい内省の速度でたどる第一詩集。

現代詩日常孤独反抗戦後詩
錦米次郎 にしこめ じろう 詩賞
百姓の死

農民詩人として知られる錦米次郎の詩集。農村に生きる人びとの労働、死、生の重さを、生活の地面から離れない言葉で描く。

農の現場から、死と暮らしの近さを見つめる詩集。

農村労働死生観社会詩
柏木よしお かしわぎ よしお 次席
壁画

柏木よしおの詩集。大きな壁面に像を刻むように、戦後の生活感覚や都市の気配を詩の画面へ定着させる作品として読める。

生活と時代の影を、壁面画のように詩へ刻む一冊。

戦後詩都市感覚生活視覚性
後藤一夫 ごとう かずお 詩賞
終章

後藤一夫の詩集。金子光晴の序文を添えた刊行とされ、戦後詩の流れの中で、終わりを意識する題名にふさわしく、内省と時代感覚を重ねた抒情を展開する。

終わりの意識を抱えながら、戦後の時間と個人の内面を詩へ凝縮する。

111ページ
現代詩内省戦後終末感抒情
伊藤周子 いとう しゅうこ 次席
来訪者

伊藤聚の詩作品。のちの詩集成に見られる、夢や映像、少年期の記憶、言葉のずれを扱う詩風の入口にあたる作品として、訪れるものの気配を静かにとらえる。

訪れるものの気配を、記憶と夢のあわいに置く詩作品。

現代詩来訪記憶映像感覚
伊藤正斉 いとう せいさい 詩人賞
粘土

伊藤正斉の詩集で、物質としての粘土の手触りから、人間の身体感覚や創造の根源へ近づく。戦後詩の硬質な言葉で、形を得る前の生命感と不安を抱え込む作品である。

まだ形を持たない粘土の重みが、戦後の身体と創造の感覚を呼び起こす。

98ページ
現代詩物質感身体創造戦後詩
小池鈴江 こいけ すずえ 努力賞
夜光時計

小池鈴江の詩集。夜に光る時計のイメージを軸に、時間、記憶、生活の静かな気配を詩へと移す作品である。

暗がりに浮かぶ時計の光が、時間と記憶の手触りを静かに照らす。

100ページ
時間記憶生活感覚現代詩
有馬敲 ありま たく 努力賞
薄明の壁

有馬敲の初期詩集。薄明のなかに立つ壁という像を通じて、戦後の社会感覚、個人の閉塞、向こう側への希求を描く。

薄明の壁は、閉ざされた場所と、その向こうへ出ようとする詩の力を映す。

現代詩戦後社会壁の象徴閉塞と越境
岩崎昭弥 いわさき あきや 努力賞
墓碑銘

岩崎昭弥の詩集。墓碑銘という題名のもと、死者への言葉、記憶の刻印、残された者のまなざしを静かに扱う作品集である。

石に刻まれる言葉のように、詩は死者と記憶のあいだに立ち続ける。

86ページ
死者への言葉記憶現代詩墓碑の象徴
倉地宏光 くらち ひろみつ 詩人賞
きみの国

倉地宏光の詩集で、呼びかけるような題名のもと、自己と他者、場所への思いを詩の言葉で組み立てる。戦後詩の中で、個人の声と共同体へのまなざしが交差する作品として読める。

呼びかけの言葉が、自己と他者のいる場所を詩に変える。

戦後詩呼びかけ共同体場所抒情
江頭彦造 えがしら ひこぞう 努力賞
現代詩の研究

江頭彦造による現代詩の批評・研究書。詩の形式や抒情のあり方を考察し、戦後詩を読むための理論的な視点を提示する著作として位置づけられる。

詩の抒情と形式を問い、現代詩を読む視点を探る。

現代詩詩論抒情批評戦後詩
長谷川敬 はせがわ けい 努力賞
棲り木と巣と

『棲り木と巣と』は、長谷川敬による詩歌作品である。受賞時期の文学・文化状況の中で評価された作品として、作者の関心や時代の空気を伝える。

『棲り木と巣と』は、長谷川敬の仕事の中で受賞歴と結びついて記憶される一作である。

詩歌抒情戦後文学
河合俊郎 かわい としろう 詩人賞
漁火

『漁火』は河合俊郎による受賞対象作で、当該賞の回次で評価された作品である。刊行形態は作品名と著者名をもとに書籍データベースで確認し、単独書籍または収録書籍として確認できる範囲だけを識別子に反映している。

河合俊郎の『漁火』を、受賞対象作として読むための入口となる作品紹介。

受賞作品文学賞刊行確認
伊藤勝行 いとう かつゆき 努力賞
卵を抱く眼

『卵を抱く眼』は、伊藤勝行による詩集・詩作品で、中日詩賞の1956-1回で受賞対象となった作品です。公開資料で確認できる範囲では、刊行形態や後年の収録状況を中心にたどれる作品です。

伊藤勝行の『卵を抱く眼』は、受賞歴を通して現在も作品名をたどることができる一作です。

詩集・詩作品受賞作戦後文学
前田孝 まえだ たかし 努力賞
けものの智慧

けものの智慧は前田孝による受賞作。作品の刊行状況と入手可能な本の情報を確認したうえで扱う。

前田孝による受賞作。

受賞作刊行状況作品背景
小出ふみ子 こいで ふみこ 詩人賞
花詩集

『花詩集』は、小出ふみ子が新詩人社から1955年に刊行した詩集。戦後の生活感覚と花のイメージを重ね、身近な自然や感情の揺れを抒情的にすくい上げた作品で、第1回中日詩賞の受賞作として記録されている。

花のかたちに託された記憶と感情が、戦後の静かな抒情として立ち上がる詩集。

149ページ
戦後詩花のイメージ抒情生活感覚女性詩
柏木よしお かしわぎ よしお 努力賞
水脈の涯

『水脈の涯』は、柏木義雄が一九五五年に木馬の会から刊行した詩集である。戦後詩の流れの中で、生命、時間、海や水のイメージを手がかりに、内面の陰影と遠い場所への感覚を探る初期作品として位置づけられる。

水の流れとその果てを思わせる題名のもとに、戦後詩の静かな内面性が立ち上がる。

戦後詩水と海のイメージ時間の感覚生と死内面の風景
岩瀬正雄 いわせ まさお 詩人賞

豊橋の詩人・岩瀬正雄の第二詩集。戦後の地方に根ざした生活感、社会教育に携わった作者の倫理意識、夏の強い光の下にある生命感を、緊張した詩語で表す。

炎天下の生と労働を、詩の楽器として鳴らす。

158ページ
現代詩地方戦後生命感
長尾和男 ながお かずお 詩人賞
地球脱出

長尾和男『地球脱出』は、戦後間もない時期に刊行された詩集です。題名の宇宙的な飛躍感と、現実の重さから逃れようとする感覚を重ね、時代の不安と未来への衝動を詩として表した作品と考えられます。

地上の重さを振りほどくような題名に、戦後詩の不安と未来への衝動が響きます。

152ページ
戦後詩未来派宇宙脱出不安
平光善久 ひらみつ よしひさ 努力賞
伽羅雲

平光善久の初期詩集。戦後間もない時期の感覚と中部詩壇での活動を背景に、身体感覚、記憶、自然や日常の像を凝縮した詩篇を収める。

戦後の不安と詩的な想像力を、濃密な比喩と硬質な感覚で結びつけた初期詩集。

155ページ
戦後詩中部詩壇記憶身体感覚
中野嘉一 なかの かいち 詩人賞
春の病歴

『春の病歴』は、中野嘉一が戦後の身体感覚と精神の揺れを、春という季節の明るさと病の影の中で描いた詩集。病歴という硬い語を題名に置くことで、抒情を個人的な感傷に閉じず、時代の傷として見つめている。

春の明るさと病の影が交差する、戦後詩の鋭い抒情。

132ページ
現代詩戦後詩身体感覚抒情
河合俊郎 かわい としろう 努力賞
飛魚

河合利保『飛魚』は、戦後の詩壇で評価された詩集です。海を飛ぶ魚の軽やかな像を題名に掲げ、現実の重さから一瞬離れる感覚、光や水の運動、生命の跳躍を詩の言葉で表した作品と考えられます。

海面を跳ぶ飛魚の像に、戦後詩の光と不安を重ねる詩集です。

戦後詩飛魚生命跳躍