中央公論文芸賞 ちゅうおうこうろんぶんげいしょう
昭和から平成にかけての学習塾業界を舞台に、用務員から塾講師となる大島吾郎と、教育に強い意志を持つ赤坂千明、その家族の歩みを描く長編小説。学校教育の外側で子どもと向き合う人々の理想、商業化、家族の軋みを、三代にわたる時間の流れの中で重ねていく。
塾という小さな教室から、戦後日本の教育と家族の半世紀を照らし出す物語。