日本の文学賞

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現代短歌評論賞 げんだいたんかひょうろんしょう

第1回(1954年)

短歌評論

受賞者

2名
菱川善夫 ひしかわ よしお 受賞
敗北の抒情

『敗北の抒情』は、菱川善夫が前衛短歌の問題意識を背景に、戦後短歌の抒情と主体を問い直した評論集。短歌における感情表現をただの私情に閉じず、時代と表現の緊張の中で読み解こうとする姿勢が強く表れている。

戦後短歌の抒情を、敗北と再生の問題として読み替えた前衛的評論集。

172ページ
現代短歌前衛短歌抒情主体戦後評論歌論
上田三四二 うえだ さんしに 受賞
異質への情熱

「異質への情熱」は、上田三四二による短歌評論で、1954年の第1回現代短歌評論賞を受賞した作品である。既成の短歌理解の内側にとどまらず、異なる感性や表現を引き受けようとする姿勢を題名に示し、のちに歌人・小説家・評論家として展開する上田の批評意識の出発点に位置づけられる。

異なるものへ向かう熱を、短歌批評の新しい出発点として示した初期評論。

短歌評論現代短歌異質性批評の出発点上田三四二