太宰治賞 だざいおさむしょう
美術大学の学生である主人公は、廃線となった故郷の鉄道を題材に課題作品を制作する。幼い日に轢死した少女の記憶、写真や茶会、そして人差し指の先を失った「らいな」との出会いが交錯するなかで、過去に隠された出来事が浮かび上がる。
廃線を題材にした制作を始めた学生の前に、故郷の記憶と指にまつわる過去が重なり合う。