日本の文学賞

← 太宰治賞に戻る

太宰治賞 だざいおさむしょう

第36回(2020年)

純文学新人賞

受賞者

1名
八木詠美 やぎ えみ 受賞

紙管製造会社で働く三十四歳の柴田は、女性であることを理由に雑用を押し付けられ、上司から不適切な扱いを受けている。思わず妊娠したと嘘をついた彼女は「にせ妊婦」として暮らし始め、マタニティエアロビで知り合う人々との交流を通じて、妊娠と孤独をめぐる現実に触れていく。

偽の妊婦を演じ始めた柴田は、職場の空虚な日々から離れ、妊娠をめぐる孤独と他者のまなざしに向き合う。

184ページ
職場ジェンダー妊娠孤独嘘連帯