日本の文学賞

← 太宰治賞に戻る

太宰治賞 だざいおさむしょう

第37回(2021年)

純文学新人賞

受賞者

1名
山家望 やまが のぞみ 受賞

第37回太宰治賞受賞作。施設で育ち、母とのつながりを母子手帳だけに頼ってきたひかるが、同じ名前を持つ母親の痕跡に触れながら、自分の存在を確かめていく。孤独の深さと、誰かとつながり直すことの切実さを静かに掘り下げる作品だ。

唯一のつながりだった母子手帳が、ひかるを外の世界へ押し出す。

224ページ
母子孤独施設再生存在証明家族