同人雑誌賞 どうじんざっししょう
『死化粧』は渡辺淳一の医学小説集で、表題作は医師である主人公が母の脳手術、解剖、死出の化粧に向き合う物語。医療の現場と家族の死を、冷静な観察と肉親の痛みのあいだで描いている。
医師として、子として、母の死に立ち会う主人公の視線が凍りつく。