江戸川乱歩賞 えどがわらんぽしょう
カフェ店長の桧山貴志は、妻を殺した三人の少年が少年法の下で裁かれなかったことへの怒りを抱え、幼い娘と暮らしている。数年後、少年の一人が殺され、桧山自身にも疑いが向く。彼は少年たちのその後をたどりながら、罪と更生、被害者遺族の痛みを問い直す。
妻を殺した少年たちが次々と死ぬなか、遺族の怒りと少年犯罪の「裁かれなかった真実」が交錯する。