書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 2005-08-01
- ページ数
- 350ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784062130554
- ISBN-10
- 4062130556
- 価格
- 1370 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
少年犯罪における贖罪の意味を問う意欲作 妻を3人の少年に殺された過去をもつ桧山貴志。4年後、少年のうち一人が殺された。疑惑の人となった桧山は自ら、何が少年たちを犯罪に追いこんだか探り始める。
レビュー
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良く出来たエンタメ小説
重い内容の話ですが、すごいスピードで読み終えました 少年犯罪を軸に広がる人たちの繋がり。 少し強引な因縁が、あちこちに散在するも、最後に着地点がバチっと決まった。 それにしても、少年犯罪とその被害者の関係にはもやもやしか残らない。考えさせられる内容でした。
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終盤の怒涛の種明かし感がすごい
少年犯罪の被害者という何ともやりきれない序盤はなかなか読み進めるのが難しいかったが、だんだんとミステリー感がアップし最後は、やっぱそうだったかー、という感じ。暖かく終われて良かった。
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小説の完成度が高い
2005年の江戸川乱歩賞の受賞作。この作品が作者のデビュー作とは信じられないほど構成がしっかりした作品である。内容は中学生である少年3名による主婦殺人事件が物語のテーマ。そこには、少年法による、加害者の徹底したプライバシー保護、その壁により被害者は決して最後まで相手を知ることができない。被害者よりも、加害者である少年たちの人権が守られていることへの矛盾。現在でも、少年による犯罪は後を立たたい。作者の少年犯罪とそれを保護する法律を底流に置き進行していく。特に後半からエンディングに向けた展開が丁寧にまた自然に構築されていると感じた。
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少年法
上記の抱える問題点や実際に起こっていそうな被害者感情がリアルに描かれている。また物語も読みやすく、面白い。
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おもしろかったですよ!
個人的に、薬丸作品は「小説小説」しすぎている、というか、作りこみすぎて不自然さが目立つ作品が多い気がしている。 全体的によく考えて、伏線なども生かして読みやすい文章で面白くつくってくれているのはわかるがなぜか「いかにも小説」という読後感を感じる作品が多い。 そういった感想をもってはいるものの、これまでに読んだ作品は読むだけで勉強になることも多かったのである種いろいろ社会のことを教わる教科書的なものとして読み続けてきた。 本作についてもやはり多少の不自然さは感じたが、他の薬丸作品と比較するとすんなり読めた気がする。 ちなみに、オーディブルで聴いたので正確には「読んだ」ではなく、「聴取」しただが、ナレーターさんが非常にうまかったのもよかった。
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5つ星のうち5.0 ☆
すごい面白かった 予想は色々したけど、察し悪いのか分からないけど とにかくいい小説だった
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迅速です!
いつもどうり、綺麗な状態で届きました(^_^)
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かなり面白かった
被害者と加害者が複雑に絡み合う。人物関係図でも描きながら読んだら、より理解しやすくていいかも。 現実世界では、ここまでの偶然や巡り会い、運命の絡み合いはなかなかないと思うが、小説としてはかなり面白くて、非常に楽しめた。
関連する文学賞
- 江戸川乱歩賞 第51回(2005年) ・受賞