江戸川乱歩賞 えどがわらんぽしょう
交通刑務所で、受刑者の遺体が「前へ倣え」の姿勢で発見される。現場は密室のように閉ざされ、同時に受刑者が逃走したことで県警は捜査を急ぐ。交通事故の加害者・被害者、その家族、刑務官、刑事らの事情が交錯し、事件は憲法第三十九条に関わる問題へつながっていく。
交通刑務所の密室めいた殺人と逃走事件を起点に、交通事故をめぐる当事者たちの思惑が交錯する本格ミステリ。