歴程賞(旧・藤村記念歴程賞) とうそんきねんれきていしょう
大木潤子の詩集。空虚な場所に響く歌や、遠くで合図を交わす小さな出来事を手がかりに、見慣れた地上に不意に現れる未知の風景を描く。消えゆくものの気配と、言葉がひらく感覚の場をたどる作品集である。
この地上にありながら、まったく見知らぬ宇宙として現れる遠い庭。