舟橋聖一文学賞 ふなはしせいいちぶんがくしょう
六領の甲冑に秘められた逸話をたどる歴史短編集。井伊家の赤備え、朝鮮渡りの西洋甲冑、出石に伝わる小猿の甲冑など、武具の背後にある人の記憶と時代の陰影を描く。
甲冑は、戦場だけでなく人の執念と哀惜を語りはじめる。