日本の文学賞

← ホームに戻る

東郷 隆

とうごう りゅう

Tōgō Ryū

プロフィール

性別
男性
生誕
1951-12-16 (神奈川県横浜市)
死没
null
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, ノンフィクション作家, ジャーナリスト, 編集者
活動期間
1975年〜
ノミネート
第104回直木三十五賞候補(『水阿弥陀仏』『放屁権介』『人造記』), 第106回直木三十五賞候補(『猫間』), 第108回直木三十五賞候補(『打てや叩けや』), 第111回直木三十五賞候補(『終りみだれぬ』), 第113回直木三十五賞候補(『そは何者』), 第119回直木三十五賞候補(『洛中の露』)

学歴

國學院大學
経済学部
学位: 学士(経済学)
国: 日本

受賞歴

吉川英治文学新人賞
1993
対象作品: 大砲松
結果: winner
新田次郎文学賞
2004
対象作品: 狙うて候 銃豪村田経芳の生涯
結果: winner
舟橋聖一文学賞
2012
対象作品: 本朝甲冑奇談
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 大砲松

    『大砲松』は、東郷隆による作品で、吉川英治文学新人賞の受賞作です。講談社、1993.12の刊行情報が確認でき、作品の中心には登場人物の切実な経験や時代の空気が置かれています。

    吉川英治文学新人賞で評価された、東郷隆の作品です。

    280ページ
    文学賞受賞作人物描写時代と記憶
  1. 東郷隆の『狙うて候 銃豪の生涯』は、火縄銃・射撃の技を極めた人物の生涯を描く歴史小説。武芸と時代の変化、職能に生きる者の矜持を通じて、近世日本のもう一つの戦いを浮かび上がらせる。

    銃を構える一瞬に、技を磨いた者の生涯と時代の変化が凝縮する。

    627ページ
    歴史小説武芸火縄銃職人
  1. 受賞作: 本朝甲冑奇談

    六領の甲冑に秘められた逸話をたどる歴史短編集。井伊家の赤備え、朝鮮渡りの西洋甲冑、出石に伝わる小猿の甲冑など、武具の背後にある人の記憶と時代の陰影を描く。

    甲冑は、戦場だけでなく人の執念と哀惜を語りはじめる。

    277ページ
    歴史小説甲冑武具短編集

作品

代表作

褐色の装甲

1988年 軍事小説 / 架空戦記

密林の戦車狩り

1989年 軍事小説

砲撃目標ゼロ

1990年 軍事小説

人造記

1990年 幻想歴史小説

信長の野望 覇王の海上要塞

1991年 架空戦記 / 歴史小説

打てや叩けや 源平物怪合戦

1992年 時代小説 / 歴史小説

大砲松

1993年 歴史小説

終りみだれぬ

1994年 歴史小説

本朝甲冑奇談

2012年 歴史小説 / 奇譚

狙うて候 銃豪村田経芳の生涯

2003年 ノンフィクション / 伝記的歴史小説

全著作

  • 褐色の装甲(1988)
  • 密林の戦車狩り(1989)
  • 砲撃目標ゼロ(1990)
  • 人造記(1990)
  • 信長の野望 覇王の海上要塞(1991)
  • 打てや叩けや 源平物怪合戦(1992)
  • 明治通り沿い奇譚(1993)
  • 大砲松(1993)
  • 終りみだれぬ(1994)
  • 南天(1995)
  • 本朝銃士伝(1996)
  • にっかり 名刀奇談(1996)
  • 蓮ちゃんの神さま 鎌倉ふしぎ話(1996)
  • そは何者(1997)
  • 洛中の露 金森宗和覚え書(1998)
  • 幕末袖がらみ(1998)
  • 御町見役うずら伝右衛門(1999)
  • おれは清海入道(2000)
  • 花はどこへ行った(2000)
  • ププタン(2001)
  • 最後の幻術(2002)
  • 浮かれ坊主法界(2002)
  • 狙うて候 銃豪村田経芳の生涯(2003)
  • 悪いやつら 謀将・宇喜多直家(2003)
  • とげ抜き万吉捕物控(シリーズ)(2003〜)
  • 御用盗銀次郎(シリーズ)(2004〜)
  • 猿若の舞 初代勘三郎(2005)
  • 蛇の王 ナーガ・ラージ(2005)
  • いだてん剣法 渡世人瀬越しの半六(2005)
  • 我餓狼と化す(2006)
  • 女甲冑録(2006)
  • 名探偵クマグスの冒険(2008)
  • 九重の雲 闘将桐野利秋(2009)
  • 魁偉なり-広瀬武夫伝(2010)
  • 青銭大名(2012)
  • 本朝甲冑奇談(2012)
  • 初陣物語(2012)
  • センゴク剣法(2013)
  • 肥満 梟雄 安禄山の生涯(2014)
  • 忍者物語(2014)
  • 真説 真田名刀伝(2018)
  • 邪馬台戦記シリーズ(2018〜2020)
  • 風魔と早雲(2019)
  • 妖しい戦国 乱世の怪談・奇譚(2020)
  • うつけ者 俄坊主泡界1 大坂炎上篇(2023)
  • 異端考古学者向井幸介 1994年の事件簿(2024)

翻案

  • 定吉七番(PCエンジン用ゲーム『定吉七番 秀吉の黄金』)
  • センゴク兄弟(漫画化・スピンオフ)

作風・主題

文体
軍事描写や武具の細部にこだわる写実的な描写歴史資料に基づく事実と創作の融合奇譚や怪異を織り交ぜる語り口
頻出モチーフ
鎧・武器・兵器戦闘・戦場妖怪・怪談戦国・江戸期の細部描写

評価・遺産

東郷隆は模型誌での軍事考証・ルポルタージュを出発点に、軍事描写と歴史叙述の精緻さを特色とする作家となった。複数の文学賞受賞や直木賞候補歴を持ち、時代小説・歴史小説分野で幅広い著作を残している。

大衆文化への影響

  • PCエンジン用ゲーム『定吉七番 秀吉の黄金』発売時に東郷本人がCMや雑誌広告に出演

豆知識

  • 1970年代に模型誌(『ホビージャパン』『モデルアート』等)で戦車や砲の模型製作記事を執筆していた。
  • 1988年発売のPCエンジン用ゲーム『定吉七番』の発売時に、全国放映のTVCMや雑誌広告に本人が出演した。