日本の文学賞

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双葉推理賞 ふたばすいりしょう

第4回(1969年)

推理小説短編

受賞者

2名
中町信 なかまち しん 受賞

列車と旅程をめぐる違和感を手がかりに、過去の出来事と現在の殺意が重なっていく本格ミステリ。短い作品ながら、証言と時間のずれを積み上げて真相へ近づく構成が効いている。

旅の時間に潜むずれが、隠された殺意を照らし出す。

358ページ
本格ミステリ鉄道証言
山村直樹 やまむら なおき 佳作

音楽を題材にしたミステリ作品の中で、旋律や楽章の印象を事件の陰影に重ねる短編。題名が示す曖昧な色調のように、人物の記憶と不穏な気配が静かに結びつく。

音楽の気配が、事件の背後にある曖昧な感情を浮かび上がらせる。

443ページ
音楽短編ミステリ記憶