日本の文学賞

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双葉推理賞

ふたばすいりしょう

双葉社系の推理小説誌に関連して1960年代に行われた短編推理小説の新人賞。

推理小説短編
創設年
1961
主催
双葉社
カテゴリー
ジャンル小説
選考方式
公募
受賞対象
新人
開催頻度
年1回
賞のステータス
終了

説明

双葉推理賞は、1961年に創刊された『推理ストーリー』の創刊5周年を記念して募集された、双葉社主催の短編推理小説公募新人賞。1979年からは後継の小説推理新人賞が募集されている。

関連の賞

  • 小説推理新人賞

過去の受賞者

中町信 なかまち しん 受賞

列車と旅程をめぐる違和感を手がかりに、過去の出来事と現在の殺意が重なっていく本格ミステリ。短い作品ながら、証言と時間のずれを積み上げて真相へ近づく構成が効いている。

旅の時間に潜むずれが、隠された殺意を照らし出す。

358ページ
本格ミステリ鉄道証言
山村直樹 やまむら なおき 佳作

音楽を題材にしたミステリ作品の中で、旋律や楽章の印象を事件の陰影に重ねる短編。題名が示す曖昧な色調のように、人物の記憶と不穏な気配が静かに結びつく。

音楽の気配が、事件の背後にある曖昧な感情を浮かび上がらせる。

443ページ
音楽短編ミステリ記憶
稲見一良 いなみ かずよし 佳作(第一席)
凍土のなかから

凍てついた土地の感覚を背景に、事件の奥にある人間の執念を描く推理短編。冷えた風景と心理の硬さが結びつく。

凍土のなかからは、稲見一良の表現を推理短編として伝える作品。

推理短編寒冷地
和久峻三 わく しゅんぞう 佳作(第二席)
港に雨の降る如く

港町の雨の情景を背景に、事件と人間関係の湿った陰影を描く推理短編。抒情的な舞台設定の中に、法と犯罪への関心がにじむ。

港に雨の降る如くは、和久峻三の表現を推理短編として伝える作品。

推理港町人間関係
大貫進 おおぬき すすむ 受賞
死の配達夫

死を運ぶ者という強い題名を持つ推理小説。日常に入り込む不吉な訪問者の気配を使い、事件の背後にある動機と恐怖を追う。

死の配達夫は、大貫進の仕事を代表する受賞作として、題名に込められた主題を読者に印象づける。

推理サスペンス
石沢英太郎 いしざわ えいたろう 受賞
羊歯行

羊歯の生い茂る土地を思わせる題名の推理小説。自然の湿った感触と事件の影を重ね、静かな緊張の中で真相へ近づいていく。

羊歯行は、石沢英太郎の仕事を代表する受賞作として、題名に込められた主題を読者に印象づける。

推理自然緊張
志保田泰子 しほだ やすこ 佳作
かたきうち

敵討ちを題材にした推理短編。復讐の感情と真相解明の筋立てを重ね、時代的な義理や人間関係のしこりを事件の核心に置く。

かたきうちは、志保田泰子の仕事を代表する受賞作として、題名に込められた主題を読者に印象づける。

推理復讐人間関係