H氏賞 えいちししょう
第14回(1964年)
現代詩新人賞詩集
受賞者
1名『サンチョ・パンサの帰郷』は、石原吉郎がシベリア抑留後の経験と失語の感覚を背景に、沈黙に抗して書いた戦後詩の代表的詩集である。極限状態の記憶を直接の証言に閉じず、言葉の不可能性そのものを詩の緊張として刻んでいる。
抑留体験と沈黙のあいだから、戦後詩の深部を切り開いた名詩集。
144ページ
シベリア抑留沈黙戦後詩失語
詩人