H氏賞 えいちししょう
小野絵里華の第一詩集。日常の会話や身体感覚を足場に、記憶、恋愛、労働、孤独の場面を軽やかに横断しながら、言葉の輪郭を揺らしていく。表題作をはじめ、自らの名を媒介にして自己と世界の距離を見つめる18編を収める。
自分の名をレンズのように置き、言葉の向こう側にある世界をのぞき見る詩集。