日本の文学賞

← 伊藤整文学賞に戻る

伊藤整文学賞 いとうせいぶんがくしょう

第20回(2009年)

小説評論

受賞者

2名
リービ英雄 りーび えいゆう 受賞

台湾・香港・日本をまたぐ移動の記憶を、複数の土地と言葉の感触から描く短編集。越境する語り手の視線を通して、帰属の揺らぎと日本語で書くことの緊張が浮かび上がる。

水のように仮のかたちを取りながら、言葉と土地のあいだを渡る物語。

160ページ
越境言語地方と記憶
安藤礼二 あんどう れいじ 受賞

埴谷雄高、稲垣足穂、南方熊楠、折口信夫らを結び、日本文学の深層にある宇宙的想像力を読み解く評論。文学史を霊性と思想の連なりとして捉え直す。

死者、宇宙、神話の光が、日本文学の隠れた系譜を照らす。

140ページ
日本文学論批評幻想