泉鏡花文学賞 いずみきょうかぶんがくしょう
東京の中心にひっそりと残る洋館に導かれた「私」は、そこに住む少女・霧子と近寄りがたい老主人に出会う。霧子の祖父に請われて家庭教師として館に住み込んだことから、住人たちの秘められた過去と数奇な運命に触れていくロマネスク長編。
妖しい洋館を舞台に、現実と幻想の境目がゆっくりと揺らいでいく。