日本芸術院賞 にほん げいじゅついん しょう
第74回(2018年)
受賞者
8名田渕俊夫《渦潮》は、再興第百回院展出品作として日本芸術院賞・恩賜賞の対象となった日本画作品。自然の大きな運動を題材に、渦巻く水の力と日本画の構成力を結びつけた作品として記録されている。
渦潮の運動を日本画の画面に引き寄せた、田渕俊夫の受賞作。
湯山俊久《l’Aube(夜明け)》は、改組新第三回日展出品作として日本芸術院賞の対象となった洋画作品。夜明けという題名が示す光の移ろいを、画面全体の空気と色彩で表した作品として記録されている。
夜明けの光を画面にとどめた、日本芸術院賞対象の洋画作品。
三田村有純《月の光 その先に》は、改組新第三回日展出品作として日本芸術院賞を受けた工芸作品。月光の先にある気配を題名に据え、漆芸・工芸の技法と詩的なイメージを重ねる作品として扱われる。
月光の向こうにある気配を、工芸の質感で表す受賞作。
土橋靖子《かつしかの里》は、改組新第四回日展出品作として日本芸術院賞を受けた書作品。土地の名を題にした書の表現として、日本芸術院の所蔵作品にも記録されている。
土地の名を筆線に託し、書の空間として立ち上げた受賞作。
著書「文明としての徳川日本一六〇三-一八五三年」に対し
長年の文楽公演における三味線の演奏。 子供たちのための新作文楽の作曲。「かみなり太鼓」(平成二六年七月)、「ふしぎな豆の木」(平成二七年七月)等に対し
「桂川連理柵 帯屋」お絹(平成二九年四月)、「新口村」傾城梅川(平成二九年一一月)等、近年の歌舞伎俳優としての活躍に対し
平成二九年に上演された「一人の乱」、「関の扉」、「高野物狂」の三演目。それぞれ異なった役柄を演じ分けた技柄とその品格の高さに対し