日本の文学賞

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日本ホラー小説大賞 にほんホラーしょうせつたいしょう

第24回(2017年)

ホラー小説新人文学賞

受賞者

4名
木犀あこ 優秀賞

「文字列の幽霊」は、刊行時に『奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い』へ改題されたホラー小説です。霊が見えるが霊に弱い新人作家と、霊感はないが霊に強い編集者が、怪音声を発する霊の謎を追い、噂と物語が怪異を形づくる構造に近づいていきます。

怖がり作家と最恐編集者が、怪音声を発する霊の正体を追う受賞作。

240ページ
ホラー怪談編集者メタフィクション
霞澄晴吽 優秀賞

『迷い家』は、東京大空襲後に疎開した少年・冬野心造が、行方不明になった妹を探して山中の巨大な屋敷へ迷い込む怪奇冒険小説です。民話や妖怪、霊宝を封じた異界としての屋敷を舞台に、戦時の喪失と怪異の活劇性が重ねられます。

山のお屋敷は人をとる。戦時の少年が妖と霊宝の迷い家を進む怪奇冒険。

416ページ
ホラー民話妖怪戦争異界
野城亮 読者賞

「竹之山の斜陽」は、刊行時に『ハラサキ』へ改題されたホラー小説です。結婚を控えた百崎日向が失われた記憶をたどって故郷の竹之山を訪れ、人気のない異界の町と黒い影に追い詰められながら、過去に隠された恐怖へ近づいていきます。

失われた記憶を追って戻った故郷が、逃げ場のない異界へ変わる。

240ページ
ホラー記憶喪失故郷異界都市伝説
袖引庸平 候補
足跡

袖引庸平の「足跡」は、第24回日本ホラー小説大賞の最終候補作として記録されている作品です。公開情報で確認できる範囲では、受賞作としての刊行予定や単行本・文庫化の記録は見当たりませんでした。

第24回日本ホラー小説大賞の最終候補に残った、未刊行確認の候補作。

ホラー文学賞候補未刊行日本ホラー小説大賞