日本詩人クラブ賞 にほんしじんくらぶしょう
一色真理の詩集『エス』は、もうひとりの自分、鏡、父殺し、世界と反世界といった不穏な像を重ねる詩集。自己が一つに定まらない感覚を、幻想的で緊張した言葉の配置によって押し広げていく。
鏡の向こうのもうひとりのぼくが、世界と反世界の境界を揺らしていく。