日本歌人クラブ賞 にほんかじんくらぶしょう
『素心蘭』は、倉地与年子による歌集である。蘭の名を冠した題名が示す清らかな心象を軸に、日々の感情や季節の移ろいを端正な短歌のかたちに結ぶ。
蘭の名に託した澄んだ心象が、日々の移ろいを短歌へ結ぶ。
『冬山』は、白石昂による歌集である。冬の山という厳しい季節感を軸に、沈黙、孤独、自然の気配を短歌の凝縮した言葉で表す作品として受け止められる。
冬山の静けさと厳しさを、短歌の言葉で内面の風景へ変える歌集。