角川俳句賞 かどかわはいくしょう
江見渉による角川俳句賞受賞の俳句連作。日常的な衣の語を題名に置き、身体感覚や暮らしの気配を手がかりに、抑制された情感を五十句の連なりへまとめた作品である。
一枚の帯の手触りから、暮らしと季節の感覚が静かに広がる。
山口英二による角川俳句賞受賞の俳句連作。古書を守る人や場所の気配を題名に含み、時間を経た紙、記憶、静かな営みを俳句の短い呼吸で捉えた作品として読める。
古書の沈黙を守る営みから、時間の積み重なりが立ち上がる。