日本の文学賞

← 角川俳句賞に戻る

角川俳句賞 かどかわはいくしょう

第10回(1964年)

俳句新人賞公募

受賞者

2名
江見渉 えみ わたる 受賞
一重帯

江見渉による角川俳句賞受賞の俳句連作。日常的な衣の語を題名に置き、身体感覚や暮らしの気配を手がかりに、抑制された情感を五十句の連なりへまとめた作品である。

一枚の帯の手触りから、暮らしと季節の感覚が静かに広がる。

俳句暮らし身体感覚未発表五十句
山口英二 やまぐち えいじ 受賞
古書守り

山口英二による角川俳句賞受賞の俳句連作。古書を守る人や場所の気配を題名に含み、時間を経た紙、記憶、静かな営みを俳句の短い呼吸で捉えた作品として読める。

古書の沈黙を守る営みから、時間の積み重なりが立ち上がる。

俳句古書記憶未発表五十句