角川俳句賞 かどかわはいくしょう
小熊一人の句集で、海辺に漂う林を思わせる題名のもと、自然の動きと人の感覚を重ねる俳句作品である。海、風、植物の気配を通じて、静かな時間を詠む。
海と林の気配が交わるところに、静かな俳句の時間が生まれる。
児玉輝代の俳句作品で、愛知県の段戸山周辺の山村を題材に、山の暮らしと季節の気配を静かに詠む。派手な出来事よりも、土地に根ざした時間の厚みが前面に出る。
段戸山の山村に流れる季節と暮らしを、抑えた句風で見つめる。