日本の文学賞

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角川俳句賞 かどかわはいくしょう

第38回(1992年)

俳句新人賞公募

受賞者

3名
寺島ただし てらじま ただし 受賞
浦里

「浦里」という地名的な響きから、海辺や土地の記憶を呼び込む俳句連作。簡潔な定型の中に、風土と生活感が置かれている。

浦の気配を帯びた言葉が、土地の記憶を呼び込む。

俳句海辺土地
藤野武 ふじの たけし 受賞
山峡

山あいの景を題に据え、稜線や季節の気配を鋭くとらえる俳句連作。自然の傾きと身体感覚が、力のある一句へ結ばれる。

山峡の稜線が、季節と身体の感覚を鋭く交差させる。

俳句山峡季節
奥名春江 おくな はるえ 受賞
寒木

冬木の硬質な景を題に、冷えた空気と生の気配を見つめる俳句連作。自然描写の端正さが、静かな強さを生んでいる。

寒木の姿に、冷えた空気と生命の芯が見える。

俳句冬木季節