川端康成文学賞 かわばたやすなりぶんがくしょう
短編「赤い満月」は、語り手と親族の男性・一さんが長年にわたって交わしてきた関わりを、一さんの手紙を織り込みながらたどる作品です。手紙が呼び戻す記憶を通して、時間の隔たりのなかで変わる人間関係を描きます。
一さんの手紙を手がかりに、長い歳月を隔てた関係の記憶が静かにほどかれていく短編。