日本の文学賞

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北区 内田康夫ミステリー文学賞 きたく うちだやすおミステリーぶんがくしょう

第4回(2006年)

推理小説短編

受賞者

3名
井水伶 いみず れい 大賞

東京・北区の土地の記憶を背景にした短編ミステリー。地域に残る戦争や暮らしの痕跡を手がかりに、日常の風景の奥にある謎へ近づいていく。

身近な街角に残る過去が、ひとつの謎を静かに呼び起こす。

364ページ
地域史戦争の記憶短編ミステリー
高田郁 たかだ かおる 区長賞
志乃の桜

高田郁が時代小説家として知られる以前に発表した短編ミステリー。桜をめぐる情景と人の心の動きを軸に、後年の作品にも通じる情感を備えた作品である。

桜の記憶が、人の思いと小さな謎を結びつける。

短編ミステリー人情
井上凛 いのうえ りん 浅見光彦賞

悪夢に苦しむ女店主、欠落感を抱える刑事、人生に疲れた人々を描く短編集。表題作は孤独と喪失を抱えた人物たちをミステリーの形で浮かび上がらせる。

切なさの奥から、かすかな優しさが立ち上がる短編集。

354ページ
孤独喪失短編ミステリー