小林秀雄賞 こばやしひでおしょう
平山周吉『江藤淳は甦える』は、批評家・江藤淳の生涯と思想を、膨大な取材と資料からたどる評伝である。漱石論、戦後批評、アメリカ体験、保守思想、妻との関係、自死に至る晩年までを射程に入れ、戦後日本の言論空間を江藤という人物から読み直す。
戦後批評の中心にいた江藤淳を、その光と傷の両面から甦らせる大部の評伝。