前川佐美雄賞 まえかわさみおしょう
川野里子の歌集。睡蓮のイメージを軸に、家族の記憶、戦争の傷、環境への不安、日常の手触りを重ね、不安定な世界に届く多様な声を聞き取ろうとする。
睡蓮を火と水、生と死をつなぐ像として据え、個の暮らしと社会の出来事を往還する歌集。