日本の文学賞

← 毎日出版文化賞に戻る

毎日出版文化賞 まいにちしゅっぱんぶんかしょう

第58回(2004年)

文学・芸術部門人文・社会部門自然科学部門企画部門特別賞

受賞者

4名
阿部和重 受賞

山形の架空の町を舞台に、血縁、暴力、宗教、噂が複雑に絡み合う長篇小説。多人数の視点と濃密な土地の気配が、現代社会の暗部を大きなうねりとして浮かび上がらせる。

『シンセミア』は、受賞歴から作品の輪郭が見える一作で、作者の関心が題材と語り口に表れている。

400ページ
群像劇地方都市暴力と記憶
奥野正男 受賞

旧石器発掘をめぐる捏造事件を追い、学術制度と関係者の責任を問い直すノンフィクション。事件の経緯だけでなく、検証する側の倫理にも踏み込む。

『神々の汚れた手:旧石器捏造事件・誰も書かなかった真相 - 文化庁・歴博関係学者の責任を告発する』は、受賞歴から作品の輪郭が見える一作で、作者の関心が題材と語り口に表れている。

157ページ
考古学捏造事件学術倫理

地球全体が凍結したという仮説を軸に、生命進化と地球史の大きな転換を描く科学ノンフィクション。研究者たちの論争と発見の過程が、読み物としての推進力を持つ。

『スノーボール・アース:生命大進化をもたらした全地球凍結』は、受賞歴から作品の輪郭が見える一作で、作者の関心が題材と語り口に表れている。

345ページ
地球史生命進化科学ノンフィクション
講談社 受賞
講談社文芸文庫

単一作品ではなく文庫シリーズとして評価された対象。近現代文学の重要作を継続的に読者へ届ける出版活動が、文化的な意義を持つものとして受賞した。

『講談社文芸文庫』は、受賞歴から作品の輪郭が見える一作で、作者の関心が題材と語り口に表れている。

文庫シリーズ近現代文学出版文化