紫式部文学賞 むらさきしきぶんがくしょう
帝国図書館を「主人公」に据え、上野の旧帝国図書館に通う作家志望の〈わたし〉と、喜和子という女性の記憶が交差する歴史小説。本と人がどう結び直されるのかを、明治から戦後に至る図書館の歩みと重ねて描く。
図書館に心があったなら、そこにはどんな歴史が宿るのか。帝国図書館の歩みと、喜和子さんの記憶が静かに重なっていく。