日本推理作家協会賞 にほんすいりさっかきょうかいしょう
「売国奴」は、永瀬三吾が中国大陸での経験を背景に書いた探偵小説で、日本探偵作家クラブ賞の受賞作となった。戦前・戦中の天津生活や新聞人としての視点が、犯罪小説の緊張と大陸ものの空気を結びつけている。
大陸での生活感覚と探偵小説の緊張を重ねた、永瀬三吾の代表的受賞作。