ながらみ現代短歌賞 ながらみげんだいたんかしょう
江戸雪の第二歌集。夜の静けさと水の気配を基調に、身体、孤独、親しい相手との距離を、澄んだ像と揺らぐ感覚のあいだで詠む。
柊に積もる雪を通して孤立の感覚を見つめる歌や、身体から生まれた幼子を月光になぞらえる歌がある。液体のような感覚が、身体の不確かさと夜の光をつなぐ。