中原中也賞 なかはらちゅうやしょう
高村而葉の第一詩集。二十二篇を通して、いま起きている出来事が過去の時間や他者の記憶と交差する感触を、ためらいを含んだ言葉でたどる。生のなかでぶつかる壁から目をそらさず、そこに留まり続ける意識を描く。
いま起きていることは、いまだけのことではない。