日本の文学賞

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直木三十五賞 なおきさんじゅうごしょう

第44回(1960年 第2回開催)

大衆文学小説

受賞者

2名
寺内大吉 てらうち だいきち 受賞

寺内大吉の直木賞受賞作。信仰と世俗、逸脱した生き方、仏教者の内面をめぐる物語で、宗教的な題材を人間臭いドラマとして読ませる。

信仰の道から外れた者たちの姿に、人間の弱さと救いを重ねる。

308ページ
仏教信仰と世俗直木賞人間ドラマ
黒岩重吾 くろいわ じゅうご 受賞

大阪の施療院で起こる殺害未遂事件を軸に、戦後社会の傷と人間の欲望を描く社会派ミステリー。背徳的な産婦人科医をめぐる容疑者たちの過去が、事件の追及とともに浮かび上がる。

戦争の影と人間の業が、場末の病院を舞台に絡み合う。

272ページ
社会派ミステリー医療戦後社会欲望と罪