直木三十五賞 なおきさんじゅうごしょう
『狼奉行』は、高橋義夫の時代小説。羽州の山奥に山代官の下役として送られた若き武士・祝靱負が、自然の脅威や藩内の困難に耐え、逞しい存在へと変わっていく。
雪深い山里での苦難が、若き武士を狼奉行へと鍛え上げる。
『緋い記憶』は、高橋克彦の短編集。故郷を訪ねた人物の記憶が揺らぎ、過去に隠された出来事がしだいに浮かび上がる表題作を中心に、日常の奥に潜む恐怖と謎を描く。
思い出の場所が消えるとき、封じられた過去が姿を現す。