織田作之助賞 青春賞 おださくのすけしょう せいしゅんしょう
第27回(2010年)
青春賞短編小説若手対象
受賞者
2名
香川みわ
受賞
おっさん
『おっさん』は、若い書き手の視点から、年齢や世代の差が生む距離感を描く短編です。題名のくだけた響きの奥に、身近な人物を見つめる戸惑いと、日常の中でふいに立ち上がる感情が置かれています。
身近な「おっさん」を見つめる視線から、世代の隔たりと日常のざらつきが浮かびます。
世代差日常若者の視点人間関係
森田弘輝
佳作
逃げるやもりと追うやもり
『逃げるやもりと追うやもり』は、追うものと逃げるものという対の動きを題名に据えた短編です。小さな生き物のイメージを通して、人と人との距離、恐れ、追いつきたい気持ちを寓話的に響かせます。
逃げるものと追うものの姿に、人間関係の近づきがたさが重なります。
追跡と逃避小さな生き物距離感寓話性