小熊秀雄賞 おぐまひでおしょう
硬く沈黙する石に、土地、身体、記憶の声を聴き取ろうとする詩集。簡潔な言葉のなかに、抵抗と祈りの感覚がこめられている。
石の歌は、津坂治男の視点から時代と人間の姿を映し出す作品である。
暮らしの場に置かれた小さな包みから、人の痛み、記憶、祈りをすくい上げる詩集。日常の言葉を通して、社会の陰影と個人の感情を静かに結びつける。
市井の包みは、沢田敏子の視点から時代と人間の姿を映し出す作品である。