創元推理評論賞 そうげんすいりひょうろんしょう
第10回(2003年)
ミステリー評論研究
受賞者
2名
中辻理夫
受賞
業と怒りと哀しみと――結城昌治の作品世界
結城昌治の作品世界を、業、怒り、哀しみという観点から読み解く評論。犯罪小説・推理小説の枠を越えて、人間の宿命や感情の濃さに迫る作家論として位置づけられる。
結城昌治の小説に刻まれた怒りと哀しみを、作品世界の核として読み直す。
推理評論結城昌治作家論犯罪小説
諸岡卓真
佳作
九〇年代本格ミステリの延命策――法月綸太郎の功罪
法月綸太郎の作品を手がかりに、九〇年代本格ミステリが抱えた理論的課題を論じる評論。のちの研究書『現代本格ミステリの研究』に連なる問題意識を含む。
九〇年代本格ミステリの延命を、法月綸太郎の功罪から問い直す。
推理評論本格ミステリ法月綸太郎批評