日本の文学賞

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谷崎潤一郎賞 たにざきじゅんいちろうしょう

第19回(1983年)

小説戯曲

受賞者

1名
古井由吉 ふるい よしゆき 受賞
槿

四十歳を過ぎた文筆家・杉尾は、少年時代に朝顔を見た記憶へ引き戻される。献血の帰りに出会う井手伊子、旧友の死を機に再会する萱島國子との関わりを通して、記憶と妄想、欲望が互いに揺さぶり合う長編小説。

朝顔の記憶を手がかりに、男と二人の女のあいだで過去の像が揺らぎはじめる。

427ページ
記憶と妄想欲望と不安中年の孤独人間関係の錯綜