谷崎潤一郎賞 たにざきじゅんいちろうしょう
山あいの町・雪沼を舞台に、廃れゆく店や工場、そこに生きる人々の時間を描く連作小説。静かな場所の記憶を通して、人生の甘苦と手触りを浮かび上がらせる。
『雪沼とその周辺』は、堀江敏幸による作品の核を、読者に届く物語や思考として結晶させた一作である。